にわかラグビーブログ

ラグビーにわかファンです。もっぱらテレビ観戦、ネット観戦。海外目線に注目しています。

スーパーラグビー2018は3組15チーム

3組15チーム

2017年4月の15チーム制発表から5ヶ月を経た9月21日、サンザーが2018シーズンの日程を発表した。

  • 5チームずつ3組編成、キックオフは2018年2月17日(土)
  • ラウンド(試合数)は16で、組チーム同士でホーム4試合、アウェイ4試合と、他組チームを相手に4試合(ホームとアウェイ)を含む
  • プレーオフは上位8チームで7試合
ニュージーランド

 ブルーズ、チーフス、クルセーダーズ、ハイランダーズ、ハリケーンズ

オーストラリア組

 ブランビーズ、レベルズ、レッズ、ワラターズ、サンウルブス

南ア組

 ブルズ、ライオンズ、シャークス、ストーマーズ、ジャガーズ

 

第1試合は南ア組のストーマーズvジャガーズ戦とライオンズvシャークス戦の2試合。ニュージーランド組とオーストラリア組は一週間遅れて、それぞれクルセーダーズvチーフス戦、ブランビーズvサンウルブス戦(東京)だ。サンウルブスの初戦は2月24日秩父宮ブランビーズ戦だ。

 

発表にあたってサンザーのマリノスCEOが、

「サンウルブスの最初の2シーズンは期待はずれで向上が求められる。サンウルブスの運営がJRFUからJSRAに移るが、サンザーは運営体制にもより積極的に働きかけていく」と語った。 

 
サンザー略史

1986年~1990年にSPCチャンピオンシップ(ニュージランドから3チーム、オーストラリア2チーム、フィジー1チーム)が開催された。13人制リーグに対抗する目的でサンザーが発足したようだ。

1992年:6チーム この年にサンザー SANZAR が発足

1993年~1995年:10チーム

1996年~2005年:12チーム

2006年~2010年:14チーム

2011年~2015年:15チーム RWC2015

2016年~2017年:18チーム サンウルブスとジャガーズ、キングスが参戦 SANZAAR に

2018年:15チーム

 

カットされた3チームは?

南アのチーターズキングスは活躍の舞台をヨーロッパに移しギネス・プロ14に参戦してアイルランドウェールズスコットランド、イタリアのヨーロッパ勢に挑んでいる。ハッシュタグ#TEAMUP against the North 北半球に立ち向かえ!

 

www.pro14rugby.org

 

Southern Kings – Official home of the Southern Kings Guinness PRO14 Rugby Franchise

 

www.fscheetahs.co.za

 

 

一方、チームカットなら裁判も辞さないと鼻息の荒かったオーストラリアのエスタン・フォースは Wentern Force Owners Limited(WFOL)を立ち上げてファンから一人 $1,000 の出資金を募り、株式5千~1万株を発行してチームを存続させようという #OwnTheForce キャンペーンを続行中だ。10月8日のチャンピオンシップ、アルゼンチン戦ではフォースのフォワード2人がワラビーズのスコッド入りした。

 

Western Force |

 

owntheforce.com.au

 

ヘッドコーチ交代

ハメットHC、ティアティアHCに次いでジャパンのジョセフHCがサンウルブスの3代目HCに就任した。10/28 世界選抜戦に続いて11月はテストマッチ、11/4 オーストラリア戦、11/18 トンガ戦、11/25 フランス戦を控えている。

 

ティアティアさん、最後に一言 - あう~~~~~

 

 

スーパーラグビー2017の最終戦秩父宮ニュージーランド勢の一角ブルーズに前半 14-21 から後半 34-0 とまさかの逆転勝ちで2勝目を手にしたサンウルブスだが、ブルーズは勝ち点37を上げながらプレーオフに進めず意気消沈していた。勝ち点34のブランビーズがQFへ勝ち上がったのと好対照だ。おまけに熱暑で本来のパフォーマンスではなかった。2018年4月14日、秩父宮でブルーズと再戦する。

 

 

トップリーグ

国内では8月にトップリーグが開幕した。16チーム2組制を導入し、第7節を終わって赤組は1位サントリー サンゴリアス(全勝)、2位神戸製鋼 コベルコスティーラーズ(1敗)、3位トヨタ自動車 ベルブリッツ(2敗)、白組は1位パナソニック ワイルドナイツ(全勝)、2位ヤマハ ジュビロ(2敗)、3位リコー ブラックラムズ(3敗)の順位だ。1月に赤白上位4チームで選手権を行い覇者が決定する。SRのキックオフは2月24日、秩父宮ブランビーズ戦だ。トップリーグの前倒しでSR準備に一ヶ月以上確保できたことになる。

余談だが、トップリーグのチーム名、2016年の頃は企業名しか分からなかったが今ではすらすらとチーム名が出てくるようになった。一番最初に覚えたのはブラックラムズだった。黒山羊チーム、覚えやすい。

  

ワールドカップ2019

011111

2進数ではないぞ。2019年9月20日のキックオフまで今日であと1年11ヶ月11日だ。アジアで始めて開催されるラグビー・ワールドカップ、チケットは少なくとも180万枚が用意されるようだが、ワールドカップによると、

  • 2017年11月:チケット価格と販売スケジュールを発表
  • 2018年1月:パッケージ・ツアーを販売開始し、日本国内でチケットの先行販売を開始。対象は開催地とフロント・ロー・メンバー。各国の旅行代理店は、

 Agent - Rugby World Cup 2019

 

オールブラックス・ツアー、イングランドラグビー・トラベル、SAラグビー・トラベル、USAイーグルズ・ツアーなど各国協会が代理店業務を取り仕切ってるんだな。

日本語風に縦書きにしてみたらこうなった! 少なくとも同じA組で対戦するアイルランドでは受けたようだ。

www.irishrugby.ie

 

  • 2018年2月:ホスピタリティー・パッケージを販売開始

聞きなれないが、試合観戦に加えて

「高品質で本格的なお食事と質の高いエンターテインメントなど」がセットで販売されるようだ。

 

hospitality.rugbyworldcup.com

 

  • 2018年9月:チケット一般販売開始
  • 2019年1月:最終販売

チケット購入には事前にアカウント ID の登録が必要だ。

www.rugbyworldcup.com

 

RWC2019の組み分け:20チーム、各組5チーム

A組アイルランドスコットランド日本、未定、未定

B組ニュージーランド南アフリカ、イタリア、未定、未定

C組イングランド、フランス、アルゼンチン、USA、トンガ

D組:オーストラリア、ウェールズジョージア、フィジー、未定

 

8強に勝ち上がれるチーム、作れるのか?

 

NZ遠征で見えたコミットメントの差!

 

前半の9戦を終えたサンウルブス、戦績は1勝8敗だが、得失点からチームの勢い見てみると、こうなる。青線が前半、赤が後半、緑がトータルの得失点だ。

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緑のトータルがゼロ・ラインを下回って失点が大きいが、前半をプラスで折り返したのはストーマーズ戦 STO (+4)とブルズ戦 BUL の2戦目(+1)の2戦だけだ。後半はブルズ戦が得失0、チーフス戦が+10だ。

王者に挑んだNZ遠征3連戦は、右肩上がりの勢いを記録して締め括った!

 

2016シーズンとの大きな違いは、後半40分に大きく失速しないで踏ん張れるようになったことだ。前半後半を通して互角のレベル、というにはまだ遠いにしてもラスト20分にトライを上げている。

  • ハリケーンズ: 69分、77分
  • キングス: 75分、80分
  • チーターズ: 61分
  • ブルズ: 70分
  • ストーマーズ: トライなし
  • ブルズ: 69分
  • クルセーダーズ: トライなし
  • ハイランダーズ: 58分、64分
  • チーフス: 66分

 

前半に2トライ、後半に2トライを上げられる水準が目標になりそうだが、王者NZ勢との前半戦の点差は、ハリケーンズ 40 > クルセーダーズ 26 > ハイランダーズ 18 > チーフス 17 で、こちらも右肩上がりに点差を縮めた。前半に2トライ上げてHTの点差が20点以内なら後半でひっくり返せるぞ。

 

コミットメント

意味は仕事への責任感、気持ちの入り具合、試合に臨む態度、真剣さ、そんなところだ。勝ちへのこだわりとは違うぞ。勝ち負けは80分間のコミットメントの結果だ。チーフス戦で見せた23人のコミットメントはクルセーダーズ戦、ハイランダーズ戦に比べて明らかに違っていた。

 

スクラム中に2列3列が顔上げてキョロ見するとかあり得ないだろう!

自陣5メートルのスクラムならアタッカーを警戒する動きになるが、センターライン近くのあれは「喝!」だ。

現地のアナが、

「コミットメントがないですねえ。。。」と実況してたのも当然だな。

 

チーフス戦で田村が40メートルのペナルティーゴールを外したが、あれはスキルだろうな。しかし、タウランギに交代した態度は、あっぱれだ。あれもコミットメントだ。スコッドにキッカーが2人いるのはいいね。

 

苛立つチーフス・サイド

南ア遠征3連戦でストーマーズに負け、ホームで圧倒したかったはずのチーフスだが、リーチを外したせいか、結果はBPを逃すふがいない一戦になり、D.レニーHCは、

「セットピースで優勢を保てない厳しい試合になった。スクラムで押され、ラインアウトから仕掛けることが出来なかった。苛立たしい」と、まるで敗将の弁だ。

 

www.nzherald.co.nz

 

台湾でも報道

2016シーズンで初参戦したサンウルブス、シンガポールが「準ホーム」ということになっている。4月初めにサンザーが15チーム制を公式発表した際には、サンウルブスの参戦がアジア・ラグビーの発展にとって重要だという一文が盛り込まれていた。

 

その割には2016年の参戦以来、アジア諸国でサンウルブスを取り上げた記事はシンガポールのメディアに限られていたが、台湾英文新聞 Taiwan News がチーフス戦を報道した。チケット販売は香港やフィリピンのメディアで見かけるが、サンウルブスの対戦報道をシンガポール以外のアジア・メディアで読んだのは初めてだ。

 

www.taiwannews.com.tw

 

チーフスのキャプテン S.ケインが、

「サンウルブスが試合をしにやって来たわけだが、いや参ったよ、たいした度胸だ。プレッシャーをかけられてボールを離すことが多くなってしまい引き締めたんだが、ちょっと早まったな」と。

 

元記事はAP電だが、No.8を引き受けたS.ケインとフランカーのA.クルーデンのABコンビが戦術プランを実行できなかったことを「敗因」にあげている。

 

ジャガーズ戦、シャークス戦

ケガの続出で補充が気になるところだが、次戦は 5/7 アルゼンチンのジャガーズ戦だ。場所はブエノスアイレス。バイ週を挟んで 5/20 シンガポールでシャークス戦、5/27 秩父宮でチーターズ戦だ。

6月までに2勝するには、もうこの3戦しかない。

 

日本はGW真っ最中だが、ブエノスアイレスは実りの秋、ワイン祭りがあるらしいぞ! いってらー!

 

allabout.co.jp

  

一年前の5月はちょうど秩父宮で初勝利を上げた頃だ。相手は次戦のジャガーズだ。

 

アルゼンチン遠征かシンガポール戦で、レメキの合流は、あるのか?!

5/7 ブエノスアイレスホセ・アマルフィターニ競技場はこんな感じだ。ジャガーズはシャークスに 25(20) - 33(20) で敗れた。

 

www.youtube.com

 

 

脳震とうでモリが離脱

 

「これまでで最悪の脳震とうだ!」

 

クルセーダーズ戦の後、フォワード・ロックの L.モリが離脱した。理由は脳震とう(コンカッション)だ。

 

モリはニュージーランドオークランド出身で「モンスター」の異名を取るパワープレーヤーだ。怪物級が普通にスコッドに入っているNZ勢との対戦、特にクルセーダーズはラックでディフェンス・ラインをこじ開けながらフェーズを重ねて前に進むプレースタイルがチームの伝統になっているようだ。ラックのダメージはどれほどだろうか?

 

モンスターと呼ばれる訳は、

 

7年前のブルーズ時代、タックル・バッグで練習中にバッグごとチームメートを吹っ飛ばし、地面に倒れたチームメートに「モンスター」と呼ばれたのが始まりらしい。その時に150mph のインパクトを記録したようだ。そのモリが脳震とうで離脱するくらいのインパクトを持っていることになるぞ。

 

フォーリーも離脱

オーストラリア・ワラターズのSOフォーリーも南ア遠征中に帰国した。最初のインパクトは2月14日プレマッチのハイランダーズ戦で、3/24 レベルズ戦で復帰したが、試合後数時間のうちに症状が出たようだ。4/7 のハリケーンズ戦には出場している。

 

コンカッションによる主な症状は頭痛やめまい、体のだるさ、光への敏感な反応など一連の症状で、ポスト・コンカッション・シンドロームとかアフター・コンカッション・シンプトムズと呼ばれている。首や耳への影響と合わせて22の症状が確認されているようだ。フォーリーはインタビューで「選手生命が終るのではないか」とも語っていた。

 

www.smh.com.au

 

インパクトの後に現れてくる症状は経過観察していくしかない。ワールド・ラグビー選手の健康問題として重要視し、試合復帰までのプロトコル(手順)を策定して各国の協会に注意喚起している。

 

クルセーダーズ戦ではNo.8ボスアヤコもコンカッションで途中退場したが、チーフス戦に出場した。

遠征前に無事を祈ったが、やはり最高強度の対戦相手との連戦、選手のダメージが大きい。

 

ABも怪我人が続出

選手のダメージはサンウルブスに限ったことではない。6月~7月にブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズを迎え撃つオールブラックスだが、主要メンバーに怪我人が続出している。

  • ブルーズのJ.カイノ:ハリケーズ戦で膝を傷めて手術、6週間の休養
  • クルセーダーズのK.リード:南ア遠征のチーターズ戦で親指を傷めて手術、6~8週間の休養
  • ハリケーンズD.コールハイランダーズ戦でふくらはぎを痛めて休養中
  • ハリケーンズN.スカダー:チーフス戦で足を痛めて休養中

 

 

 

ウランギは5試合の出停

アルゼンチン遠征メンバーは、レッドで5試合出場停止のタウランギを含めて6人が離脱、5人が追加参戦だ。レメキは入っていない、残念。

去年4月の南ア遠征、ストーマーズ戦でLOボンドがショルダー・チャージしてレッドカード、4週間の出場停止になったがそれよりも厳しい判定だ。

アグレッシブなディフェンスに加え、田村に代わってキックを2本決めていただけに惜しいな。ロスタイム82分、7点差に詰められたチーフスがBP獲得のラストチャンスで立ったままボールの奪い合いになったところへ肩チャージしてしまった。復帰できるとしても 7/15 秩父宮のブルーズ戦、2017シーズンの最終戦だ。

 

www.stuff.co.nz

 

違った。5週間(7週間のところ2週間免除)だから6月10日までだ。6月テストマッチでSRは中断されるから、7月のラスト3戦は出場できる。

 

 

カーペンターのイエロー???

インターセプトしようとしたがキャッチできず、結果的にボールを手で叩き落としたからイエローということか? 逆に言うと、失敗に終ったインターセプトはすべて反則ということになるのか?

それとも、その前のディフェンスで右手がボールを持った相手の顔に当たって、それが意図的に相手を倒したと見なされたってことか? たぶんこっちだろうな?

 

クルセーダーズも出場停止

クルセーダーズのキャプテンでABのLO S.ホワイトロックが南ア遠征のチーターズ戦73分、相手の顔面に肘を当ててイエロー、2週間(4週間から免除)の出場停止だ。この試合、80分にもセーダーズのM.ハントがイエローでシンビン、ピッチは13人になった。

 

www.newshub.co.nz

NZ遠征の無事を祈る!

サンザーが公式発表

南半球の最高峰スーパーラグビーは2018年から15チーム3組の対戦フォーマットになることが公式発表された。

 

チーム数とカンファレンス(組み分け)

対戦フォーマット

  • 試合数は18節120試合で各チーム16試合、バイ週が2週
  • 対戦フォーマットは、同じ組み同士の対戦が8試合、他の組との対戦が8試合
  • 16試合のうちホームが8試合、アウェーが8試合
  • 16試合のうち4試合が再戦
  • 決勝トーナメントは各組1位3チームとワイルドカード5チームの8チームで7試合

 

15チーム案をニュージーランド・サイドが推していたが、NZL協会のスティーブ・トゥーCEOがサンザーの発表を歓迎する声明を出した。

 

superrugby.co.nz

 

サンザーは公式発表で、ロンドン会議以来取りざたされていたチームカットについて、わざわざサンウルブスの必要性を説いている。

「サンウルブスを保持することはサンザーの将来プランに直結している。ワールドカップ2019を目前に、アジアのラグビー発展に寄与するポテンシャルを持っていることが極めて重要だ。」と。 

 

ロンドン会議でAUS協会と選手会がサンウルブスと南ア2チームをカットする15チーム案を推したり、南アとオーストラリアのメディアの中には、サンウルブスは「ジョークだ」とまで揶揄する向きもあったわけだが、正式発表で予想される反響を見越しての予防線だろうか。

 

お国事情とスーパーラグビー 

この一月の動きを振り返ってみるに、南アフリカにしろオーストラリアにしろ、この5年、10年の間にチーム数を増やしてはみたものの、思うように結果を出せず壁にぶつかった印象だ。オーストラリアはFOX(アメリカ資本)がリストラに着手したということだろうが、これはプロチームの宿命といえる。維持費(固定費)だけが一定あるいは上昇傾向、収益は伸び悩みという状況ではチームカットはやむを得ない選択だ。どこまで補填が効くかは協会・運営・選手会の交渉事項になる。誰もがハッピーというばら色の解決策は、ないぞ。

 

南アはこれにアパルトヘイト撤廃と人種融和という政治的な課題が加わってくる。人種の比率が一定の基準を満たさない場合はスポーツと言えども国際大会を開けないという記事があった。RWC2023の開催をアイルランドと競っているが、政府が待ったをかけているようだ。それほどまでに人種融和の政策が徹底している。イースタン・プロビンスのサザン・キングスは言わばモデルケースなのだろう。ところが肝心の試合内容で結果を出せず協会が運営にてこ入れせざるを得ない状況になってしまい、落とし所が見つからない。

www.sport24.co.za

 

一方、都内で一般人にタックルを浴びせたかに見えたオールブラックスニュージーランドがタッグを組むのはイギリス資本のSkyスポーツだ。日本はJSportsとWOWOWと日テレだが、DAZN(イギリス資本)進出の脅威はなくなったのか?

 

7月のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのNZ遠征選手の中に、

ニュージーランドがいまだ対戦したことのないほど脅威となる選手」がいるらしいが、誰だ?

 

話が逸れかかったが、加えて南アもオーストラリアも、選手の国外流出が止まらない。有力選手が海外リーグへ飛び出していてはナショナル・チームの強化は望めない。国際大会のたびに呼び戻して、終われば解散という状況では強化しようにもできない相談だな。もっともエージェントは忙しくなるな。

 

そう考えると、企業チームの限界を抱えつつも日本のトップリーグはユニークな存在と言えそうだ。ラグビーだけに限ったことではないが、多かれ少なかれ企業スポーツが果たしている役割は大きい。反面、国内リーグの枠を出ないため競争力が育ちにくいのが最大の弱点だ。スキルアップは外国人選手に頼る(真似て習得する)か、一人で修行の旅に出るか、コーチを呼んで指導を受けるしかないが、リーグとしてめったなことではぐらつかない安定した持続力を持っている。少なくとも今まで持っていた。

 

サンウルブスはトップリーグの延長線上に作られたチームだが、スーパーラグビー参戦で国内リーグの限界が見えてきた。ケガによる離脱がいい例だ。水準以上のスキルとパワーを合わせ持ち即戦力となる代わりの選手がいない。いたとしても参戦する条件が整っていない。運営サイドの準備不足はその都度実務的な改善を積み重ねていけるが、選手はそうはいかない。

 

サンザーがサンウルブスをアジアのラグビーの成長に絡めて語った。サンザーの未来に直結していると賛辞としては最大級だ。国内で安住するなというメッセージにも取れるぞ。

 

そこをどう越える、サンウルブス!?

 

にわかのテリトリーをまた大きく越えてしまったが、モルツのせいだ!

 

カットされるオーストラリアの1チーム南アの2チームはまだ発表がない。4月6日に南ア協会が、4月10日にオーストラリア協会が年次総会を行うが、そこで決定されるのだろう。

 

数的優位を活かして勝ったサンウルブス

4月8日、秩父宮で再戦したブルズを倒し、ようやく1勝を上げた。SR公式は、前半の速攻に注目しつつも、

「得点の機会を逃がさず、数的優位を最大限に活かしたサンウルブス」という切り口だ。

 

アタックのスタッツはブルズが優勢だったが、ディフェンスのタックルターンオーバーで力関係を逆転させた。前半からスピードのある攻撃を切らさず、ハーフタイムで1点差という互角の勝負を展開し、ラスト20分の交代(木津、稲垣、伊藤)で経験値を投入して勝ち切った。

 

www.sanzarrugby.com

 

スクラムハーフ(田中、矢富)、スタンドオフ(田村)のスキルレベルはやはり違うぞ。トップリーグの試合では見えてこない差がありそうだ。この試合、マイMOMはフォワード陣とSO田村だな。たしかに「RWC2015は過去のこと」に違いないが、どうしてまだまだ引っ張れる! ブライトンの歓喜以来、南アのチームを相手に初めての1勝だ!

 

次はいよいよ、ついに来る時が来た、ニュージーランド遠征~アルゼンチン戦だ。5月になればレメキが参戦するはず。その向こうには6月アイルランドが待ってるぞ。

 

がんばってくれ、サンウルブス遠征班! 無事を祈る!

 

白ご飯と味噌汁とバスの手配は準備万端、整ったのか? 食事がハンバーガーだけとかは許せないぞ!

W杯の5月抽選フォーマット

スーパーラグビーの2018年フォーマットは、結局、公式発表がないまま2週間が過ぎた。NZ報道の5月発表になるようだな。5月といえばワールドカップ2019のプール抽選会が京都で行われる。5月10日だ。

シックス・ネーションズが終わってワールドランクが更新され、5月抽選のフォーマットが決まった。横軸がバンド、縦軸がプールとするとこうなる。バンドのチーム同士は対戦がない。

 

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4位アイルランド、8位ウェールズの組になれば8強入りのチャンス・アップだが、他の組み合わせだと厳しいぞ。チャンス・プールに入ったとしても、地域予選からオセアニア3国(フィジー、トンガ、サモア)の2チームが上がってくる。

地域予選のプロセスはこうだ。

www.rugbyworldcup.com

 

京都は最強の陰陽師と言われる安部清明のテリトリー、5月10日(水)は赤口、大凶の日だ。「死の組」プール・オブ・デスを覚悟した方がよさそうだぞ。ただし、午(うま)の刻(11:00~13:00頃)だけは「吉」になるようだ。

JJジャパンの抽選時刻は何時なんだ!?

 

また負けたサンウルブス

www.youtube.com

 

オールブラックスのレビューは、

南ア・カンファレンス首位のストーマーズを相手に4トライでは勝たせなかったサンウルブス。ストーマーズは6トライをあげてサンウルブスの志を挫いた」と前向きだ。

 

www.allblacks.com

 

前半からテンポよく攻め込み、今季初めて 24-20 のリードで前半を折り返した。3トライ、デビュー戦の小倉もコンバージョンを 3-3 と決めた。しかし後半、ストーマーズがフォワードのフィジカルで前に出る戦術に転換し、60分に 31-34 と逆転されたものの、2枚目のイエローで数的優位に立って再逆転が見えたが、イージー・キックを小倉が外した。ラスト5分は茂野がイエローでシンビン、2トライを追加されてしまった。31-44。サンウルブスは前半の数的優位の10分にもトライできなかった。

 

審判の英語力も?だぞ

www.youtube.com

 

この試合、審判はアルゼンチンのアンセルミ主審、久保副審、麻生副審、藤TMO審判だ。

  • TMO 「ノーオフサイド。」
  • 主審 「オッケー、ノートライ。」

会話になっていない。驚いてないでそこはきっちり訂正する場面じゃないのか?

  • TMO 「じゃなくて、トライだってば。」
  • 主審 「オッケー、トライ。」

となるのが自然な流れだと思うな。確かにビミョーなタイミングだが、にわか目にもあれはオフサイドじゃないぞ。ドロップゴール狙いかと思ったが、むしろ絶妙なインプレー・キックだ。ストーマーズはライン際のキックが上手かった。7トライとすればスコアは 31(24)-51(20) の大差だ。

 

昨シーズンはさんざん選手の英語力が取りざたされたが、審判レベルでも状況は同じようだ。代表強化に一役買って出たイーオンさん、審判の英会話教室も必要だ。

 

アメリカ「メジャー・リーグ・ラグビー」旗揚げか?

去年12月、契約選手170人に「契約打ち切り」を通告し、発足一年目で事実上のペーパーリーグと化してしまった北米プロ・ラグビー、2017年を迎えても状況は変わらず、契約選手もコーチもいない状況だ。当然試合予定もないが、USAラグビーとの興行契約は2018年4月まで残っている。プロレスの興行団体が成り立たなくなるのと似てるが、アメリカのラグビー・ビジネスにはオーストラリアの Grand Prix Entertainment グランド・プリックス・エンタテーメント社が参入してるんだな。

 

その一方で、2018年に9チームメジャーリーグラグビーを旗揚げすると報じられている。すでにスポンサー契約の話も進んでいるようだ。チーム名がいかにもプロ・チームらしく、ベースボールのメジャー・リーグと同じようなネーミングだ。

www.americasrugbynews.com

 

日本選手の参戦は、あるのか? ないのか? 気になるぞ。

 

エージェント・オルコック

といっても007じゃない、ニュージーランドラグビー・エージェント、交渉代理人の話だ。ウォーレン・オルコック、52歳、弁護士、NZRPA(ニュージーランド選手会)の初代認定代理人を努め、これまでに交渉を引き受けた選手はリッチー・マコウ、ダン・カーターをはじめオールブラックス80人以上に上るという。最新はハイランダーズのベン・スミスだ。

ニュージーランドラグビーがプロ化する1995年には、その中心人物の一人となって粉骨砕身したようで、その後の実績もあってNZ協会のスチーブ・トゥーCEOが、

ニュージーランドラグビーで最も影響力のある人物の一人」と評価している。

 

しかし、本人はメディアへの露出をあえて避けているようだ。選手経験もあるマオリ、現役時代にはジェイミー・ジョセフに踏みしだかれたと回想している。選手としては65kgと小柄でポジションはセンターだろうか? 

 

www.odt.co.nz

 

日本のラグビー・エージェント

日本のエージェント業はどうなっているんだろうか? エージェント会社はいくつか存在するようだが、日本のラグビー・エージェントと言えば「この人」的な人物は見当たらないな。日本にはラグビー・エージョンがいるのかいないのか? いるのなら誰の代理人を努めているのか? 五郎丸か?  畠山か? マフィか? リーチか? それともアメリカ行きが伝えられた山田か? 完全プロ化しているわけではないから、やはり所属企業を通しての話になるんだろうな。

 

ルコックの記事によると、移動はもっぱら小型機で朝一番機で発って最終便で戻ることもあるようだ。それにエージェントの仕事は運営サイドとの交渉にとどまらず生活全般のサポートにわたっている。夜中に電話がかかって来ることもあるという。理由は、

「他に相談する相手がいないから」だ。

 

ハードな仕事だ。フィジカルよりもメンタルの強さがないと持たないぞ。専門知識も必要だ。信頼できるエージェントにめぐり合えるかどうか、海外に挑戦する選手にとっては死活問題だな。

 

スーパー12がベストか?

ついにエディーさんがSRフォーマットを語った。2015年W杯イングランド大会で南アを倒したエディー・ジャパンのことはもう語り尽くされたのかも知れないが、エディーさんが日本へ来る前、さらにその前、ワラビーズのコーチを引き受けるよりも前、オーストラリアのスーパーラグビー・チーム、ブランビーズのコーチ時代にSRで優勝した実績がある。2001年のことだ。当時のフォーマットは12チーム、ニュージーランド5、南アフリカ4、オーストラリア3チームだ。

スーパー12のフォーマットはベスト対ベストの対戦で、誰が勝ってもおかしくない(つまり、誰が勝つか分からない)ほどゲームの質が高かったわけだが、オーストラリアが5チーム、南アが6チーム、それにアルゼンチンや日本が参戦し、リーグの水準が薄められた。試合数が多すぎてキックオフの前に結果が分かるほどだ。

だから昨年、「SRは見てて眠くなる」と語ったんだろうな。

 

SR略史とビジョン

スーパー12は1996年~2005年の10年間だ。2006年から2010年は南ア・チーターズ、オーストラリア・フォースが参戦してスーパー14、次がスーパー15(2011年~2015年、レベルズが参戦。キングスフランチャイズが安定しなかったため「なんちゃってスーパー16」だな。)、そして2016年にアルゼンチン・ジャガーズと日本・サンウルブスが参戦し「スーパー18」になったが、遠征日程とカンファレンスの不均衡が不評を買い、2018フォーマットの見直しを迫られたものの2016年10月に結論が出せず、2017年3月に持ち越された。

 

  • スーパー12:1996~2005
  • スーパー14:2006~2010 チーターズとフォースが参戦
  • スーパー15:2011~2015 レベルズが参戦(キングスは立ち消え)
  • スーパー18:2016~2017
  • 2018年はスーパー15か? 

 

エディーさんはアルゼンチンと日本を引き合いに出したが、この2チームのことを言ったわけではない。オーストラリアのフォースとレベルズだ。以前にも同様のことを語っていたから持論の繰り返しだが、スーパーラグビーのビジョンに踏み込んだことが新しい。

「2001ブランビーズの試合は観客が平均18000人だった。(5チームになって)選手の出場機会は増えたが、ワラビーズ(代表格)を見つけたのかどうか疑問だ。パース(フォースの地元)にGoを出すなら選手を育成する次のレベルを考えろ。」

 

www.canberratimes.com.au

 

オーストラリア選手会がネット署名

フォースの地元がパース、レベルズはメルボルンだが、どうやらもとから「ラグビーの街」ってわけではないようだ。ワラターズがニュー・サウス・ウェールズブランビーズシドニー、レッズがクイーンズランドだ。フォースもレベルズも地元以外の街の選手が多いようだが、3月30日、オーストラリアのラグビー選手会 RUPA が5チームを維持するためにネット署名を始めて賛同を呼びかけている。

 

 協会とサンザーによるチームカットは間違っているというのが選手会の言い分だ。2チームカットとなれば選手の受け入れ先が必要で深刻な事態ではあるが、それは分かる。分かるが、

オーストラリアを犠牲にしてアルゼンチンと日本を守ろうとするのか?

という言い分は頂けないぞ。

 

確かにサンウルブスの準ホーム、シンガポール・ラウンドが素晴らしい集客だとは言えないが、2年目に入って試合の質は格段にレベルアップしていることはスタッツが証明している。ただ、結果を出せないのが痛いわけだが。。。

 

サンザーが4月6日に重要な会議を行うようだ。

 

これは南ア・メディアかな?

www.youtube.com

 

こっちのはどこだ?

dipernews.com

 

AFPの報道(3月30日)では、オーストラリアの1チームカットが決まれば、来年のプレシーズンにRUPA(選手会)がストライキを行う可能性があるという。年内は協会とのCBAがあるため直接的な行動はしないが、カットで影響を受ける30人前後の選手の年俸見直しや移籍先について協会と協議に入るようだ。

sg.news.yahoo.com

スーパーラグビー、2018年どうなる?

サンザーのロンドン首脳会談

サンウルブスが3回目の南ア遠征に出発し、昨年大敗したチーターズに挑む当日、ロンドンで開かれていたサンザー4者のトップ会談のニュースが伝わってきた。オーストラリアの  The Australian 経由だ。それによると、オーストラリア協会と選手会が連携して2つの案を推していた。 

オーストラリア案

  1. 南ア2チームとサンウルブスをカットして15チームにする
  2. 18チームのまま3組(各6チーム)に分ける

1の場合、南ア組は4チームとアルゼンチン、オーストラリアとニュージーランドは各5チームのままだ。

2の場合は、

  • 南ア6チーム
  • オーストラリア5チームとサンウルブス
  • ニュージーランド5チームとアルゼンチンだ。

同じ組のチームで総当り戦、各組の半数が他組のチームと対戦する案だ。

会談に先立ってオーストラリア協会は各クラブサイドに、代表選手以外の選手契約を控えるよう指示を出していたが、オーストラリアサイドが2つの案を提示した背景には、FOXとの放映権契約が2020年までという事情もあるようだ。

オーストラリアはSRフォーマットの他に6月テストマッチを7月に変更する案も出したようだ。オーストラリア・クラブチームが昨年暮れに、6月テストマッチの時期にあわせてクラブ・オールスター戦ができないか協議している。

 

結論は出たのか?

遠征の負担でパフォーマンスに悪影響が出ていると不評を買ったフォーマットの変更、会談後にマリノスCEOが声明を出したが、ワーキング・チームの提案について各国協会とメディアを含む最終協議を経て、近々、全員一致の結論を公式発表すると述べるにとどまった。チームをカットする場合は全員一致が条件になっている。発表にはサンザーの運営組織に関する内容も含まれるようだ。

つまり、結論は出たが、何が、どう変わるのか、会談出席者と当事者以外にはまだ知らされていない状況だ。

ニュージーランド

一方、ニュージーランドが別の案を出したようだ。南ア2チームとオーストラリア1チームをカットして15チームにする案だ。世界ランク1位のニュージーランドは、18チームフォーマットではプレーオフの日程が、ホームかアウェーかを含めて実力を反映しない状況に異を唱えている。

 

15チームの組み分けが不明だが、ニュージーランド案にはワールド・ラグビーで発言力の大きい南アが難色を示しそうだ。カットが取りざたされているのはチーターズキングスだが、南アはサンザーの要請を受けて5チームを6チームに増やした経緯がある。オーストラリアの1チームは、成績が振るわないフォースか、それともフランチャイズの経営状態に不安のあるレベルズのいずれかと見られている。フォースは独立したフランチャイズではなく協会が運営しているようで、切りやすいことになる。

 

南半球の最高峰ラグビーのトップ会談が、どーして北半球トップ・イングランドのロンドンで開かれたのか疑問に思ったが、どうやらワールド・ラグビーの会談が同時期にロンドンで行われたようだ。

 

どうなる、サンウルブス?

ようやく2年目に入り、代表との連携も整ってこれからって時にサンウルブスが切られるのか?

 

日本はサンザーの構成メンバーではないから発言力が弱く決定権がないが、サンウルブスの参戦にはライバルがいた。シンガポールがホームのアジア・パシフィック・ドラゴンズ APDs だ。それで準ホームの扱いになったようだが、サンウルブスを切ることはアジアのラグビーを切ることになり、ワールドカップ日本大会を前にそれはないだろう! 

 

近々、近いうちに、この数日のうちに、ってことは来週前半、3月15日前後だな。

 

オーストラリア案の2が有力か?!

www.theroar.com.au

 

「2018年に何を、どう変えるのか」を扱った記事はいくつかあるが、これが一番総括的で説得力があるぞ。オーストラリアン目線ではあるが。。。。。

Spiro Zavos @ROAR

 

かと思えば、16チームだと!?

チーターズのバースターHCが南アのアフリカーンス紙、Netwerk24 に語ったところによると、

「自分が得た情報では16チームになる、だからうちはセーフだ」と。

 

www.netwerk24.com

 

3月14日にロイターがこれを報じて、南半球のスポーツメディアが2チームを探せモードになってきたぞ。チーターズがセーフならキングスとフォースかレベルズか?

 

やれやれだ。早く公式発表しないと憶測から混乱に発展しそうだな。発表が2週間先になるという見方まで出てきた。まさかリアクションを恐れて先延ばししてるんじゃないよな? 

オーストラリアサイドはFOXとの契約をめぐって難航しているようだ。Jリーグとダゾーンの契約(10年間100億円)もそうだがメディア・マネーは大きい。

 

決定打か? 15チーム案!

翌日午前、ニュージーランドから速報が打たれた。ソースはロイターと同じで南アだが内容がもっと客観的だ。

 

先ず、サンザーが全員一致の結論を出すのは5月で、そして、カットされるのは南アのキングスと他に2チーム、そのうちの1チームはオーストラリアと見られ、残り1チームは南ア協会とオーストラリア協会とで決めるというものだ。どうやらサンザーはカットされるチームと他チームとの合併や吸収を想定しているようだ。

まだサンザーからは公式発表がないが、今日明日にも声明が出るかもしれないな。

 

やっぱりキングスとチーターズとレベルズか?

チーターズのバースターHCの話と180度違う報道だな。南アの日刊経済紙の報道だ。

www.businesslive.co.za

 

これによると、サンザーの発表は来週だが、3チームをカットする時期はつかめていないようだ。

なぜチーターズなのか? の前に、なぜキングスとレベルズなのか?

キングスは、

フランチャイズとして生存する能力がない ー スポンサーが見つからない、トップ選手を獲得できない、EP(イースタン・プロビンシャル)が破産状態で南ア協会の援助で生き延びている。

 

一方のレベルズは、

メルボルンで注目されていない、選手層の薄いオーストラリアでは、チームが存在すること自体が層を限界近くまで薄くしている。ワールドラグビーの調査によると、登録数4万人の成人男子プレーヤーの国に5チームは多すぎる。

 

ここからがチーターズ

南アのコアチームからチーターズを切ることはショックと受け止められているが、実際どうなのか。何人かボクス・メンバーを出してきたが、スーパーラグビーへの貢献度は低い。ブルームフォンティーンのグレイ・カレッジはボクス養成所だが、チーターズ・フランチャイズのそれではない。

 

グレイ・カレッジ・ラグビー

www.youtube.com

 

ホームの観客は平均10,000人、1992年にフリー・ステートとして参戦したスーパー12の時期を除いて、プレーオフに勝ち上がったのは2013年のみ(16戦10勝)、11シーズンで一回だけ、他に5勝以上のシーズンは一度もない。2006年からの164試合で52勝109敗3分け、勝率は31.7%。

 

アンチ・チーターズか?

ホームの勝ちが35に対してアウェーはわずか17勝、そのうち南アチームとの対戦が9、他国チームは8、対ニュージーランド22戦は2勝だけ、対オーストラリアのアウェー24戦は5勝。。。。

 

シビアなチーム評価だ。

 

ラシン92とスタッド・フランセが合併

一方、フランス・トップ14のラシン92とスタッド・フランセが合併して来シーズンに新チームを旗揚げすると発表した。

www.france24.com

 

選手たちには寝耳に水のことで、特に実質吸収される立場にあるスタッド・フランセ・サイドに動揺が広がっているようで、選手会が無期限ストライキを宣言し、発表に怒ったファンも同調している。そのため3月18日の21節、カストル・オランピクvスタッド・フランセの試合がキックオフできるかビミョーな状況だ、という報道もある。

 

この合併はキャンセルに

合併の発表から6日、選手、運営、ファンのみかパリ市当局までがこれに反対を表明し、スタッドの1試合が延期され、ラシンの1試合が中止される事態を受け、言い出しっぺのオーナー2人が「合併を取り消す」と発表した。日本への移籍が伝えられたトゥーロンのギタウがツイートでこの結果を祝福している。

 

チームの脱皮

リオ7sのライアンHCがオセアニアアイランダーズを率いて2018年スーパーラグビーに参戦する話は、どうやらフィジー協会の合意が得られずスローダウンしているように見える。

 

2年後にRWC2019を控えて南半球の南アフリカ、オーストラリアといい、ヨーロッパのトップ14といい、チームが「脱皮」の季節を迎えたようだ。日本はそろそろ春を迎えるが(今日は寒かったぞ!)、エディー・ジャパンからJJジャパンへ脱皮を遂げることができるのか?

 

そのエディー・イングランドオールブラックスを倒すのは2019年の予定だが、今年秋のテストマッチで対戦するニュースも飛び出した。6ネーションズスコットランドに 62(30) - 21(7) と圧勝して連覇を決め、ついでに連勝記録を18としてABに並んだ。フランス戦で負けレイドローが負傷したスコットランド、やはりピボットプレーヤーの不在が打撃だな。

今度の土曜日に最終戦でアイルランドと激突する。イングランドが勝てば19連勝で新記録達成だ。

 

秋のテストマッチで対戦か? RR vs AB

 

ある意味、世界のラグビーが賑やかになってきたな。15チーム案を報道したNZLメディアが、

「目下のところ、 “追い詰められた” サンウルブスは、残る。

 

と伝えたが、サンウルブスは今週末、南アでブルー・ブルズと対戦する。

 

エディー・イングランド、最終戦で負けた!

3月18日、シックス・ネーションズの最終戦となったアイルランドvイングランドは、両者一歩も譲らず。。。の展開の末に、アイルランドが 13(10) - 9(3) で勝った。エディー・イングランドが14ヶ月目で始めて負けた。

「ワールドカップのファイナルのような試合だったが、2019年11月2日午後8時に横浜で同じ経験をするよりは良い」と強気だ。

 

連覇は決めていたがグランドスラムは成らず、連勝も18でストップしオールブラックスと並んだ。対戦成績は通算アイルランド10勝、イングランド8勝なんだな。どうりでアイルランドの論調が「宿敵を倒せ!」モードな訳だ、納得。2016年11月テスト、シカゴの対戦でオールブラックスを 40-29 で破って連勝を18で止めたのもアイルランドだったな。

 

フランスvウェールズ戦は延長20分!

この試合の前にパリ(観客78000人)で行われたフランスvウェールズ戦は、ハーフタイム10-9、53分10-9、71分13-18、99分53秒18-18、100分20-18、延長戦20分でようやく決着がついた。ウェールズのリーが80分にイエローでシンビン、90分に復帰した。

このあおりでIREvENG戦のキックオフが遅らされた。

 

www.youtube.com

 

南ア遠征初戦、チーターズに接戦  38(20) - 31(17)

惜しかったなあ。後半、福岡の2本目のトライで 30 - 31 と逆転したが、ラスト20分を迎えて浅原のイエロー・シンビン(64分、倒れ込み Killing the ball)が痛かった。2分後に1トライ返されて 35 - 31 と逆転された。コンバージョンは外した。追加の3点は73分のペナルティーゴールだ。

相手陣内へ攻め込むプレーよりも自陣内のプレーの方がはるかに多かったが、江見の27秒トライに始まりアタックの流れが出来て、クリプスもキックを完ぺきに決めて、チームとしての勢いが見て取れただけに悔やまれるな。 

ラスト20分、ガス欠気味だが、崩れないでなんとか持ち応えてるぞ!

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南ア遠征2戦目、ブルズに14人v15人でも負けた><;

前半40分に江見~福岡のコンビネーションで初トライを上げて 17-14 で迎えた後半戦、開始直後の41分にブルズがハイタックルでレッド、まるまる40分を一人多い数的優位に立ったが、逆に後半2トライを追加されて34 - 21 で負けた。トライは前半1、後半1の2トライのみ。

3節を終わってオージーメディアが

スクラム成功100% ー 押し勝つのはサイズではなくテクニックなのだという証拠」と賞賛。

 

ブルズ戦のマイ・ボールスクラムも100%成功させ、フォワードの踏ん張りとバックスのスピードと数的優位に「勝てる」という期待があったが、結果がついてこない、結果を出せない。むしろ、「一人多いのに勝てない」敗北感が残る試合だったな。

ストレスたまるぞ。

 

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厳しいハイタックル判定

カークが受けたハイタックル、相手はレッドで一発退場。南アのライオンズvオーストラリアのレッズ戦でもSOクーパーが似たようなハイタックルでレッド退場になった。ハイタックル(危険プレー)の判定が徹底してるな。

ブルズのフランカー・ボスマは4週間(4試合)の出場停止になった。腕を首へ絡ませたというより水平チョップで反則度が高く本来は6週間だ。レッズのSOクーパーは同じく6週間のところが3試合の出場停止が決まった。

 

www.youtube.com

 

数的優位に立ったライオンズは後半に4トライを追加し 44(15) - 14(0)と圧勝した。

 

REC2017、ジョージアで55000人がウェーブ!

去年の11月12日、ジョセフ・ジャパンがジョージアを破った。そのジョージアがREC ラグビー・ヨーロッパ・チャンピオンシップでロシアを破った。世界ランクの格下相手だから当然の結果ともいえるが、スタジアムの盛り上がりがすごいぞ。超満員、フルハウス、5万5千人のウェーブだ!

 

ジョージアはRWC2019の出場権を得ているが、残りの1枠をめぐって Road to Japan のたたかいが始まっている。世界ランクはジョージア12位、ジャパン11位だ。

 

2016年のMyベストマッチ

www.youtube.com

2ndシーズン、サンウルブスのテーマは何だ?

レベルズが完封負け!

HUR71(31) - 6(6)REB 

サンウルブスは初戦ホームでハリケーンズに大敗したが、レベルズ戦でケーンズのスコッド変更はLOアボットとFBスカダーの二人だけだ。王者相手に「キックかパスか?」作戦が功を奏して3トライをあげたが、2戦目のシンガポール

 

キングスに勝てなかった><;

負けた、SUN 23(7) - 37(17) KIN

 

トライ数は3対4で1トライ差だったが、SOクリプスのキックが決まらず(3 - 7)前半にじわじわと点差を広げられた。コンバージョン2本(4点)とペナルティー2本(6点)で10点取り損ねたことになる。キングスのSOクロンニャは 7 - 7 と100%の成功率だ。ミスった4本を決めてれば33点、ラストの2トライで逆転できてたぞ。

 

ピボット・プレーヤー 

海外サイトがSO, スタンドオフのことを「ピボット・プレーヤー」と表現することがある。国内ではSH, スクラムハーフスタンドオフの2人を「ハーフ団」と呼ぶ。ピボットの意味は軸、特に回転軸のことで、回転する方向の意味もある。野球の軸足は pivot foot ピボットフットだ。

 

パスとパントを使い分けてゲームプランを回していく、ゲームメークしていくイメージに例えれば、プラン進行の回転軸にあたる選手だ。プレースキックをヒットさせて点差をつめる(広げる)重要な仕事を受け持つ。去年、サンウルブスの南ア遠征の練習動画で田村が何度もプレースキックを練習して、ほとんど外していたが、練習成果は秋のテストマッチで見事に発揮された。

  

ハンドリングミスも目立った。湿気でボールが滑るせいだろうか? ボールが重くなって飛距離が出なかったんだろうか? カークが登ったスタジアムの屋根を閉じてエアコン入れたようだが、室温を下げられても除湿効果はなさそうだ。せめて指先にテーピングかグローブ使えばよかったな。熱帯モンスーンは強敵だ。

 

www.youtube.com

 

ラスト20分

ケーンズ戦と同様、ラスト20分からのアタックで2トライを取り切った。逆に二つ返されてしまったが、2戦続けて後半戦のアタックでトライチャンスをものに出来たことが収穫だ。

3トライはラファエレのオフロード、福岡のインターセプト、タウランギのオーバーヘッド・パスとスキルが光った。キングスのデービッズHCは、サンウルブスがボールを持った時のアタックを警戒していたが、60分間は封じ込めた。

11月からトレーニングに入ったキングス、「誇りを取り戻す。今年は簡単に負けるチームにはならない」と雪辱を果たすマインドセット、最下位を争った相手は着実に力をつけてきたようだ。

 

サンウルブスのテーマは?

サンウルブスは今年、何をめざすんだ? 経験を積むことか? 選手の育成か? それは組織目標だ。どうぞおやりください、応援してます、がんばって、で終わっちゃうぞ。

去年のシーズンテーマ「壁をぶち破れ」はファンと思いを共有しようという姿勢を感じたが、今年は「ワンチーム」「ライズアズワン」、あえて日本語化すれば「チームになろう」「ひとつになろう」あたりか?

 

分かるんだが、燃えて来ないぞ。チームスポーツをチームプレーで対戦できないでどーする? そこの難しさがテーマならそれはコーチンキャプテンシーの問題だ。運営サイドの努力で乗り越えていくしかない。むしろ「キックかパスか?」とか「孤立させるな!」の方が選手と一緒にゲームを共有できそうでファンにとっては面白いな。

海外には、2チーム増えたことで日程がタイトになり、遠征の負担も増えてパフォーマンスに影響が出ているという声がある。サンザーが3月にチーム数の削減を含めて2018年以降のフォーマットを決める。

マインドセットに立ち返ってひとつになる何かを見つけ出さないと、対戦日程を埋めるだけの参戦に終わってしまいそうで厳しいな。そうなると後退だ。

 

南ア遠征スコッド

次は南アへ遠征してチーターズ、ブルズとの2連戦だ。堀江、日野、田中、タウランギは参加しない。3月6日、HO坂手の参戦が決まった。HO一人で遠征は無謀だ。

契約メンバーは56人に増え、2015年12月に発表された初代サンウルブスの1.6倍になった。

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接戦に持ち込めるのか、サンウルブス? 

 

日本ラグビー界が抱える矛盾?

ホームで大敗したハリケーンズ戦、ティアティアHCが用意した「秘策」は「キックかパスか?」の陽動作戦だったのか! なるほど。

前半20分だけの予定が80分キックしまくった結果、3トライが生まれた、とポジティブに解釈しておこう。

 

www.nikkei.com

 

う~む、となると選手の負担がトップリーグに集中している状況を変えていけばいいわけだな。

そういうことなら、下位リーグからサンウルブスへ選抜の機会を広げればいいんじゃないのか? ワールドカップ2019へ向けて育成重視のSR参戦という目的にも合致する。

 

日本の15人制ラグビー・リーグは企業スポーツだ。チームは53チーム。RWC2015へ参戦したブレイブ・ブロッサムズ、エディー・ジャパンはそのトップ選手達だった。リーグのシーズンは8月から1月だ。2016年に初参戦したスーパーラグビーのシーズンは2月から7月まで。つまり、トップ選手は一年中対戦する日程になった。

全53チーム、1チーム45人として2385人。プレーヤーとしての身体能力、フィジカルのパワー、スキルセット、スピード、反応力、判断力といった要素と可能性(伸びしろ)は所属リーグ、所属チームに関わらず同じはずだ。 

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埋もれている才能を発掘できていないだけなんじゃないのか? チャートのグリーン・ゾーンはないのか?

サンウルブスがプロのフランチャイズとして独立して、プロテストやトライアル・マッチ、スカウトの制度ができないと無理か?

しかし、SR参戦に消極的だったトップリーグが今季は積極転換したようだから、やる気になれば出来るんじゃないのか?

 

選手のマネジメントは「選手ファースト」

代表チームはトップリーグから選手が選抜され、スーパーラグビー・チームはこれに外国人の助っ人契約選手が加わる。今年はカーク(オーストラリア)とモリ(ニュージーランド)の2人だけだが、初参戦の去年は他にボンド(ニュージーランド)、ドゥルタロ(アメリカ)、レオナルディ(アルゼンチン)、スチュアート(フィジー)の6人、途中でロロヘア(ニュージーランド)が一時参戦した。フィルヨーンはSR終了後にトップリーグ入りした。

 

スーパーラグビー参戦でトップ選手の負担が増え、年間試合数との兼ね合いでローテーションで休みを取る。その間に若手や新人を起用して世界トップレベルの経験値を得る。

 

ジョセフ代表HCが描く代表強化ビジョンに沿っているが、出場ローテンションの他に怪我による離脱とリカバリ期間がある。

特にコンカッション(脳震とう、頭部へのダメージ)が疑われる場合は、ワールドラグビーと各国の協会が、リカバリして試合に戻るまでの手順を決めている。JRFUは2016年のトップリーグHIA(Head Injury Assessment、ダメージがもたらす頭部への影響評価)実施にあたってワールドラグビーの講習を受け「選手ファースト」の発想をピッチ上で具体化した。

 

年間の出場試合数は35試合が目安になっているようだ。1シーズン15試合ならTLとSRの2シーズンで30試合、プラス代表戦(テストマッチ)が年間3~4試合ということになる。

 

試合強度の高いスーパーラグビー参戦で受けるダメージは国内リーグの比ではなさそうだ。試合レベル、強度が最高峰ならダメージも最高峰、アウェー戦が多く、遠征もある。「南半球の最高峰」を裏返せば南半球のダメージ最高峰リーグということになりそうだ。

 

サンウルブス参加メンバーは50人を越えたが離脱した選手に代わる選手層、どうする?

 

NDSキャンプ - 日本チーム育成スコッド

2017年1月にジョセフHCが発表したRWC2019ロードマップには、スーパーラグビーの遠征に参加しないメンバーを直接コーチングする計画が含まれていたが、どうやら強化合宿をするようだ。National Development Squad ー 国家発展スコッド ー ネーミングがすごいな。National Team としなかったところがミソだな。国策のイメージだ。

合宿は3月上旬から4月中旬にかけて4回(いずれも4泊5日)、メンバーは34人(FW20人、BK14人)で東海大のアタアタら学生6人も選抜された。サンウルブスの50人とで80人を越えたことになる。

 

www.rugby-japan.jp

 

去年はヤング・サンウルブスをつくる話もあったが、立ち消えてしまったようだ。

 

ベガス7s、黒星発進

カラウナ・セブンスがラスベガス・ラウンド USA7s に参戦している。20戦1勝19敗で迎えたワールド・セブンス第5ラウンドは、坂井に加え合谷、副島が合流して3/3~3/5の日程だ。

 

プールD初戦の相手はリオの王者フィジーだが、FIJ 41(19) - 0(0) JPN

前半に3トライ、後半に4トライを浴びていいとこなしの完封負け。次戦のオーストラリア戦、スコットランド戦は、

  • AUS 19(12) - 12(7) JPN 
  • JPN 7(0) - 33(19) SCO

 

カップ・トーナメントには進めずチャレンジへ回ったが、フランスに負けて敗退した。次はチリを相手に13位決定戦だ。その次はウェールズかロシアだ。

  • FRA 24(17) - (7)14 JPN 
  • JPN v CHI

 

今度はコカインか!!!

カーターの飲酒運転からわずか一週間後の2月25日午前3時頃、同じパリのシャンゼリゼ通り、凱旋門近くの路上で、オールブラックスでラシン92に移籍したアリ・ウイリアムズとワラビーズトゥーロンに移籍したジェームズ・オコーナーが逮捕、拘留された。 

容疑は、2.4gのコカイン所持だ。悪い冗談ではない。ウイリアムズ(35歳)は売人2人と一緒に車の中で、オコーナー(26歳)は車の外で見張り役をしていた。 

www.bbc.com

 

試合中のペナルティーならイエローカードか出場停止の処分で済むが、ピッチの外で、しかも深刻な違法行為に及んだとあっては選手生命に関わる。

 

去年夏のマッド・マンデーからわずか半年の間に、こうも続くとさすがに嫌気が差してくるな。すべてにニュージーランドのトップ選手が絡んでるぞ。

  

いったい何が起こってるんだ?

 

フリーフローなラグビー

昨日は王者の強さと速さを見せつけられた。ハリケーンズの強さはティア1・ニュージーランドラグビーの強さだ。こんなチームが5チームあるんだから、そりゃ強いわけだ。納得。

オールブラックス公式のレビューは

「先生と生徒の対戦だ」とにべもない。

 

allblacks.com

 

ニュージーランドを倒すのは2019年のエディー・イングランドに任せて、①サンウルブスはスーパーラグビーでたたかえるのか、②代表強化できるのかに絞って見守るしかないぞ。(③は若手の育成だ。)

 

ラスト20分

昨シーズンの序盤戦はスクラムラインアウト、セットピースを安定させることが大きな修正点になったが、互角の勝負であればそこが勝負の分かれ目になりそうだ。しかーし、力の差が大きすぎると対応に追われて後手後手に回り、セットピースから速い展開でスペースを突く暇がないぞ。

ケーンズのボイドHCが、ラスト15分は負けたと語っていた。後半のラスト20分、ここを踏ん張り切れず接戦を落とした昨シーズンから一歩前進だな。ケーンズにすれば、前半で勝ちが決まったし余裕でボーナスポイントをゲットしてるし、シンビンで一人少ないが守りきればいい訳だが、サンウルブスが最後のアタックで2トライ取り返した。

  

フリーフローなラグビー 

ホームの大敗だけにインパクトが大きいが、ティアティアHCが語ったことは、結果は想定内、勝敗よりもむしろスーパーラグビー・デビューを果たした12人を賞賛してほしいと。

SRデビューした12人は、

  • PR 伊藤
  • HO 日野
  • LO ワイクス、谷田部
  • FL イラウア
  • No.8 ブリッツ
  • SH 内田
  • SO 田村
  • CTB ラファエレ
  • WTB 福岡、中づる、江見 

news.yahoo.co.jp

 

初戦のスコッドは経験値がベストのメンバーではないが、昨シーズンに比べて選手層ははるかに厚くなった。ケガの不安はなくならないが、今シーズンの期待はそこだな。

 

メンバーの半分がデビュー戦となった初戦、ケーンズから見てサンウルブスはどうだったのか? 試合後の会見でキャプテンのSHペレナラが、

「フリーフローなラグビーをするチーム」と評した。

 

よく言えば自然体だが、80分のうち65分はプレッシャーに押されてやりたいことを封じられ、流れに任せるしかない展開だったわけだ。

ティアティアHCが語っていた「秘策」とは何だったんだろうか?

 

キングスも初戦を落とす

さて、次戦の相手は南アのサザン・キングスだ。11月からトレーニングを開始し、プレマッチ2戦を快勝したが、初戦ホームのジャガーズ戦で敗れた。

KIN 26(12)-39(19) JAG

前半にペナルティー・ゴールで 9-3 と先攻したが、17分に先制トライを奪われ、前半25分にPRゲルデンヒュイスがイエローでシンビン、前半終盤から後半戦にかけてペナルティーで失点して逆転され、59分には 12-37 と突き放された。74分からイエローで15人対14人と優位に立ち、ラスト15分で2トライを返したが及ばなかった。

トライ:68' WTBマピンピ 、80' CTBバリンドゥ

 

www.youtube.com

 

ジャガーズのスピードについていけない試合展開で、そこはケーンズ戦に似ているが、ディシプリンが分かれ目になりそうだ。キングスは失点39のうち18点が6本のペナルティー・ゴールだ。この半分でも防いでいればスコアは 26-30 で接戦になっていた。

キングス公式はまだ何の発表もないが、シンガポールへ切り替えて乗り込んで来そうだ。

ケーンズ戦は両サイド、ペナルティー・ゴールが一本もなかった、めずらしいな。

 

シンガポール~南ア遠征

次戦のシンガポールのあとは3回目の南ア遠征、運営のバックアップは大丈夫か? 白ご飯味噌汁バスの手配は済んだのか?

 

キングスに勝てるのか? 負けられないぞ! 

 

ウェールズを破ったスコットランド

一方、北半球の最高峰6ネーションズR3、初戦でアイルランドを倒し、フランス遠征で破れレイドローが負傷し離脱したスコットランド、ホームで迎えた第3戦でウェールズに 29(9) - 13(13) と後半を完封して逆転勝ちした。

 

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次戦は、きょうイタリア戦のイングランドだ。SCOキャプテンのJ.バークレーが「イングランドを倒せる」と自信を語っている。3月11日、トゥイッケナムでのENGvSCO戦が熱くなりそうだ。

 

6ネーションズ、イタリアがかく乱作戦?

イタリアが取った戦術が話題だ。

タックルで倒しても、2人目、3人目の選手がラックに入らない。審判は当然「ラック・コール」をしないで、「タックル、Just a tackle」コールだ。イタリア選手がばらばらとイングランドのアタックラインへ進入する。

ラックじゃないからオフサイドにならない。

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オフサイド・ラインが、ない。

 

ピッチ上でフランカーハスケルとキャプテンのハートリーが主審に尋ねた。

ハスケル「どうすりゃいいの?」

ポイト主審「私は審判、コーチに聞いて。」

 

イングランド・サイドがとまどっている様子が明らかだが、ペナルティー・キックのボールがポストに当たり棚ぼたトライもあって前半は 5 - 10 でイタリアがリードした。

後半は本来のプレースタイルを取り戻したイングランドが5トライを上げて圧倒し 36 - 15 で勝った。

 

エディーさんは、

「おめでとうイタリア。戦略面から言えばスマートなやり方だったが、冗談抜きで言えば、あれはラグビーじゃない」と。

 

イタリアのオシアHCは、

「今日は大仕事になったが、またやる。ワールド・ローに従ってプレーした選手たちを誇りに思う」と。

Think differently,... と一昔前のアップルのキャッチ・コピーのような語り口調だ。イタリア・チーム、面白いね。プレースタイルは違うがアルゼンチンのようにスタジアムを沸かせる魅力があるな。

 

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ルールを逆手に取ったイタリアのかく乱作戦、トゥイッケナム満員の観客8万人はずいぶん楽しんだようだ。

ラックとブレイクダウンのワールド・ローを見直す動きになるかもしれないな。

次戦は ENG v SCO だ。波に乗るスコットランドがどんなたたかいを挑むのか? イングランドが19連勝を達成してABの連勝記録を追い抜くのか?

 

3/4 シンガポール 

いや、そんなことよりこっちだ! シンガポールだ!

 

キングス・サイドはジャガーズ戦から3人交代する遠征スコッド25人だ。デービッズHCは、

「序盤とラストはよかったが、リズムとメリハリを見失った。湿気と気温対策に気をつけ、積極面を生かしたい」と。

 

黒星発進同士の対戦になる。ピッチ上で、いち早く自分たちのプレーを見つけた方に分がありそうだ。

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キングスに勝てるのか、サンウルブス?

負けられないぞ!

 

遠征メンバーは29人

3月の遠征メンバーが発表された。 スコッドの発表がまだだが、初参戦を含めて交代が多いな。ナンバー・エイトに日本人選手が2人だ。

 

スコッドが発表された。

 

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  • 一列は不動
  • カークが初ブラインドサイドFL
  • SH田中とFB江見が初先発
  • 松橋がNo.8控え
  • ウランギがWTB/FB控え

フィルヨーンがいないスコッドは初めて見るな。 FWと比べてBKの顔ぶれが新鮮だ。

 

オスカーとラグビー

アカデミー賞(オスカー)のスポーツ映画16戦にワールド・ラグビーのゴスパーCEOが反応した。

ラグビーが少ない。。。。インビクタスしか思いつかない」と。

野球、ボクシング、バスケ、アメフト、マラソン、競馬、プロレス、そしてラグビーって感じだな。

 

 

ちなみに今年は視覚効果賞にディズニーのジャングルブックが選ばれた。予告編の最後、こども狼の Awooooooo がかわいいぞ。

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