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にわかラグビーブログ

ラグビーにわかファンです。もっぱらテレビ観戦、ネット観戦。海外目線に注目しています。

NZ遠征の無事を祈る!

サンザーが公式発表

南半球の最高峰スーパーラグビーは2018年から15チーム3組の対戦フォーマットになることが公式発表された。

 

チーム数とカンファレンス(組み分け)

対戦フォーマット

  • 試合数は18節120試合で各チーム16試合、バイ週が2週
  • 対戦フォーマットは、同じ組み同士の対戦が8試合、他の組との対戦が8試合
  • 16試合のうちホームが8試合、アウェーが8試合
  • 16試合のうち4試合が再戦
  • 決勝トーナメントは各組1位3チームとワイルドカード5チームの8チームで7試合

 

15チーム案をニュージーランド・サイドが推していたが、NZL協会のスティーブ・トゥーCEOがサンザーの発表を歓迎する声明を出した。

 

superrugby.co.nz

 

サンザーは公式発表で、ロンドン会議以来取りざたされていたチームカットについて、わざわざサンウルブスの必要性を説いている。

「サンウルブスを保持することはサンザーの将来プランに直結している。ワールドカップ2019を目前に、アジアのラグビー発展に寄与するポテンシャルを持っていることが極めて重要だ。」と。 

 

ロンドン会議でAUS協会と選手会がサンウルブスと南ア2チームをカットする15チーム案を推したり、南アとオーストラリアのメディアの中には、サンウルブスは「ジョークだ」とまで揶揄する向きもあったわけだが、正式発表で予想される反響を見越しての予防線だろうか。

 

お国事情とスーパーラグビー 

この一月の動きを振り返ってみるに、南アフリカにしろオーストラリアにしろ、この5年、10年の間にチーム数を増やしてはみたものの、思うように結果を出せず壁にぶつかった印象だ。オーストラリアはFOX(アメリカ資本)がリストラに着手したということだろうが、これはプロチームの宿命といえる。維持費(固定費)だけが一定あるいは上昇傾向、収益は伸び悩みという状況ではチームカットはやむを得ない選択だ。どこまで補填が効くかは協会・運営・選手会の交渉事項になる。誰もがハッピーというばら色の解決策は、ないぞ。

 

南アはこれにアパルトヘイト撤廃と人種融和という政治的な課題が加わってくる。人種の比率が一定の基準を満たさない場合はスポーツと言えども国際大会を開けないという記事があった。RWC2023の開催をアイルランドと競っているが、政府が待ったをかけているようだ。それほどまでに人種融和の政策が徹底している。イースタン・プロビンスのサザン・キングスは言わばモデルケースなのだろう。ところが肝心の試合内容で結果を出せず協会が運営にてこ入れせざるを得ない状況になってしまい、落とし所が見つからない。

www.sport24.co.za

 

一方、都内で一般人にタックルを浴びせたかに見えたオールブラックスニュージーランドがタッグを組むのはイギリス資本のSkyスポーツだ。日本はJSportsとWOWOWと日テレだが、DAZN(イギリス資本)進出の脅威はなくなったのか?

 

7月のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのNZ遠征選手の中に、

ニュージーランドがいまだ対戦したことのないほど脅威となる選手」がいるらしいが、誰だ?

 

話が逸れかかったが、加えて南アもオーストラリアも、選手の国外流出が止まらない。有力選手が海外リーグへ飛び出していてはナショナル・チームの強化は望めない。国際大会のたびに呼び戻して、終われば解散という状況では強化しようにもできない相談だな。もっともエージェントは忙しくなるな。

 

そう考えると、企業チームの限界を抱えつつも日本のトップリーグはユニークな存在と言えそうだ。ラグビーだけに限ったことではないが、多かれ少なかれ企業スポーツが果たしている役割は大きい。反面、国内リーグの枠を出ないため競争力が育ちにくいのが最大の弱点だ。スキルアップは外国人選手に頼る(真似て習得する)か、一人で修行の旅に出るか、コーチを呼んで指導を受けるしかないが、リーグとしてめったなことではぐらつかない安定した持続力を持っている。少なくとも今まで持っていた。

 

サンウルブスはトップリーグの延長線上に作られたチームだが、スーパーラグビー参戦で国内リーグの限界が見えてきた。ケガによる離脱がいい例だ。水準以上のスキルとパワーを合わせ持ち即戦力となる代わりの選手がいない。いたとしても参戦する条件が整っていない。運営サイドの準備不足はその都度実務的な改善を積み重ねていけるが、選手はそうはいかない。

 

サンザーがサンウルブスをアジアのラグビーの成長に絡めて語った。サンザーの未来に直結していると賛辞としては最大級だ。国内で安住するなというメッセージにも取れるぞ。

 

そこをどう越える、サンウルブス!?

 

にわかのテリトリーをまた大きく越えてしまったが、モルツのせいだ!

 

カットされるオーストラリアの1チーム南アの2チームはまだ発表がない。4月6日に南ア協会が、4月10日にオーストラリア協会が年次総会を行うが、そこで決定されるのだろう。

 

数的優位を活かして勝ったサンウルブス

4月8日、秩父宮で再戦したブルズを倒し、ようやく1勝を上げた。SR公式は、前半の速攻に注目しつつも、

「得点の機会を逃がさず、数的優位を最大限に活かしたサンウルブス」という切り口だ。

 

アタックのスタッツはブルズが優勢だったが、ディフェンスのタックルターンオーバーで力関係を逆転させた。前半からスピードのある攻撃を切らさず、ハーフタイムで1点差という互角の勝負を展開し、ラスト20分の交代(木津、稲垣、伊藤)で経験値を投入して勝ち切った。

 

www.sanzarrugby.com

 

スクラムハーフ(田中、矢富)、スタンドオフ(田村)のスキルレベルはやはり違うぞ。トップリーグの試合では見えてこない差がありそうだ。この試合、マイMOMはフォワード陣とSO田村だな。たしかに「RWC2015は過去のこと」に違いないが、どうしてまだまだ引っ張れる! ブライトンの歓喜以来、南アのチームを相手に初めての1勝だ!

 

次はいよいよ、ついに来る時が来た、ニュージーランド遠征~アルゼンチン戦だ。5月になればレメキが参戦するはず。その向こうには6月アイルランドが待ってるぞ。

 

がんばってくれ、サンウルブス遠征班! 無事を祈る!

 

白ご飯と味噌汁とバスの手配は準備万端、整ったのか? 食事がハンバーガーだけとかは許せないぞ!

W杯の5月抽選フォーマット

スーパーラグビーの2018年フォーマットは、結局、公式発表がないまま2週間が過ぎた。NZ報道の5月発表になるようだな。5月といえばワールドカップ2019のプール抽選会が京都で行われる。5月10日だ。

シックス・ネーションズが終わってワールドランクが更新され、5月抽選のフォーマットが決まった。横軸がバンド、縦軸がプールとするとこうなる。バンドのチーム同士は対戦がない。

 

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4位アイルランド、8位ウェールズの組になれば8強入りのチャンス・アップだが、他の組み合わせだと厳しいぞ。チャンス・プールに入ったとしても、地域予選からオセアニア3国(フィジー、トンガ、サモア)の2チームが上がってくる。

地域予選のプロセスはこうだ。

www.rugbyworldcup.com

 

京都は最強の陰陽師と言われる安部清明のテリトリー、5月10日(水)は赤口、大凶の日だ。「死の組」プール・オブ・デスを覚悟した方がよさそうだぞ。ただし、午(うま)の刻(11:00~13:00頃)だけは「吉」になるようだ。

JJジャパンの抽選時刻は何時なんだ!?

 

また負けたサンウルブス

www.youtube.com

 

オールブラックスのレビューは、

南ア・カンファレンス首位のストーマーズを相手に4トライでは勝たせなかったサンウルブス。ストーマーズは6トライをあげてサンウルブスの志を挫いた」と前向きだ。

 

www.allblacks.com

 

前半からテンポよく攻め込み、今季初めて 24-20 のリードで前半を折り返した。3トライ、デビュー戦の小倉もコンバージョンを 3-3 と決めた。しかし後半、ストーマーズがフォワードのフィジカルで前に出る戦術に転換し、60分に 31-34 と逆転されたものの、2枚目のイエローで数的優位に立って再逆転が見えたが、イージー・キックを小倉が外した。ラスト5分は茂野がイエローでシンビン、2トライを追加されてしまった。31-44。サンウルブスは前半の数的優位の10分にもトライできなかった。

 

審判の英語力も?だぞ

www.youtube.com

 

この試合、審判はアルゼンチンのアンセルミ主審、久保副審、麻生副審、藤TMO審判だ。

  • TMO 「ノーオフサイド。」
  • 主審 「オッケー、ノートライ。」

会話になっていない。驚いてないでそこはきっちり訂正する場面じゃないのか?

  • TMO 「じゃなくて、トライだってば。」
  • 主審 「オッケー、トライ。」

となるのが自然な流れだと思うな。確かにビミョーなタイミングだが、にわか目にもあれはオフサイドじゃないぞ。ドロップゴール狙いかと思ったが、むしろ絶妙なインプレー・キックだ。ストーマーズはライン際のキックが上手かった。7トライとすればスコアは 31(24)-51(20) の大差だ。

 

昨シーズンはさんざん選手の英語力が取りざたされたが、審判レベルでも状況は同じようだ。代表強化に一役買って出たイーオンさん、審判の英会話教室も必要だ。

 

アメリカ「メジャー・リーグ・ラグビー」旗揚げか?

去年12月、契約選手170人に「契約打ち切り」を通告し、発足一年目で事実上のペーパーリーグと化してしまった北米プロ・ラグビー、2017年を迎えても状況は変わらず、契約選手もコーチもいない状況だ。当然試合予定もないが、USAラグビーとの興行契約は2018年4月まで残っている。プロレスの興行団体が成り立たなくなるのと似てるが、アメリカのラグビー・ビジネスにはオーストラリアの Grand Prix Entertainment グランド・プリックス・エンタテーメント社が参入してるんだな。

 

その一方で、2018年に9チームメジャーリーグラグビーを旗揚げすると報じられている。すでにスポンサー契約の話も進んでいるようだ。チーム名がいかにもプロ・チームらしく、ベースボールのメジャー・リーグと同じようなネーミングだ。

www.americasrugbynews.com

 

日本選手の参戦は、あるのか? ないのか? 気になるぞ。

 

エージェント・オルコック

といっても007じゃない、ニュージーランドラグビー・エージェント、交渉代理人の話だ。ウォーレン・オルコック、52歳、弁護士、NZRPA(ニュージーランド選手会)の初代認定代理人を努め、これまでに交渉を引き受けた選手はリッチー・マコウ、ダン・カーターをはじめオールブラックス80人以上に上るという。最新はハイランダーズのベン・スミスだ。

ニュージーランドラグビーがプロ化する1995年には、その中心人物の一人となって粉骨砕身したようで、その後の実績もあってNZ協会のスチーブ・トゥーCEOが、

ニュージーランドラグビーで最も影響力のある人物の一人」と評価している。

 

しかし、本人はメディアへの露出をあえて避けているようだ。選手経験もあるマオリ、現役時代にはジェイミー・ジョセフに踏みしだかれたと回想している。選手としては65kgと小柄でポジションはセンターだろうか? 

 

www.odt.co.nz

 

日本のラグビー・エージェント

日本のエージェント業はどうなっているんだろうか? エージェント会社はいくつか存在するようだが、日本のラグビー・エージェントと言えば「この人」的な人物は見当たらないな。日本にはラグビー・エージョンがいるのかいないのか? いるのなら誰の代理人を努めているのか? 五郎丸か?  畠山か? マフィか? リーチか? それともアメリカ行きが伝えられた山田か? 完全プロ化しているわけではないから、やはり所属企業を通しての話になるんだろうな。

 

ルコックの記事によると、移動はもっぱら小型機で朝一番機で発って最終便で戻ることもあるようだ。それにエージェントの仕事は運営サイドとの交渉にとどまらず生活全般のサポートにわたっている。夜中に電話がかかって来ることもあるという。理由は、

「他に相談する相手がいないから」だ。

 

ハードな仕事だ。フィジカルよりもメンタルの強さがないと持たないぞ。専門知識も必要だ。信頼できるエージェントにめぐり合えるかどうか、海外に挑戦する選手にとっては死活問題だな。

 

スーパー12がベストか?

ついにエディーさんがSRフォーマットを語った。2015年W杯イングランド大会で南アを倒したエディー・ジャパンのことはもう語り尽くされたのかも知れないが、エディーさんが日本へ来る前、さらにその前、ワラビーズのコーチを引き受けるよりも前、オーストラリアのスーパーラグビー・チーム、ブランビーズのコーチ時代にSRで優勝した実績がある。2001年のことだ。当時のフォーマットは12チーム、ニュージーランド5、南アフリカ4、オーストラリア3チームだ。

スーパー12のフォーマットはベスト対ベストの対戦で、誰が勝ってもおかしくない(つまり、誰が勝つか分からない)ほどゲームの質が高かったわけだが、オーストラリアが5チーム、南アが6チーム、それにアルゼンチンや日本が参戦し、リーグの水準が薄められた。試合数が多すぎてキックオフの前に結果が分かるほどだ。

だから昨年、「SRは見てて眠くなる」と語ったんだろうな。

 

SR略史とビジョン

スーパー12は1996年~2005年の10年間だ。2006年から2010年は南ア・チーターズ、オーストラリア・フォースが参戦してスーパー14、次がスーパー15(2011年~2015年、レベルズが参戦。キングスフランチャイズが安定しなかったため「なんちゃってスーパー16」だな。)、そして2016年にアルゼンチン・ジャガーズと日本・サンウルブスが参戦し「スーパー18」になったが、遠征日程とカンファレンスの不均衡が不評を買い、2018フォーマットの見直しを迫られたものの2016年10月に結論が出せず、2017年3月に持ち越された。

 

  • スーパー12:1996~2005
  • スーパー14:2006~2010 チーターズとフォースが参戦
  • スーパー15:2011~2015 レベルズが参戦(キングスは立ち消え)
  • スーパー18:2016~2017
  • 2018年はスーパー15か? 

 

エディーさんはアルゼンチンと日本を引き合いに出したが、この2チームのことを言ったわけではない。オーストラリアのフォースとレベルズだ。以前にも同様のことを語っていたから持論の繰り返しだが、スーパーラグビーのビジョンに踏み込んだことが新しい。

「2001ブランビーズの試合は観客が平均18000人だった。(5チームになって)選手の出場機会は増えたが、ワラビーズ(代表格)を見つけたのかどうか疑問だ。パース(フォースの地元)にGoを出すなら選手を育成する次のレベルを考えろ。」

 

www.canberratimes.com.au

 

オーストラリア選手会がネット署名

フォースの地元がパース、レベルズはメルボルンだが、どうやらもとから「ラグビーの街」ってわけではないようだ。ワラターズがニュー・サウス・ウェールズブランビーズシドニー、レッズがクイーンズランドだ。フォースもレベルズも地元以外の街の選手が多いようだが、3月30日、オーストラリアのラグビー選手会 RUPA が5チームを維持するためにネット署名を始めて賛同を呼びかけている。

 

 協会とサンザーによるチームカットは間違っているというのが選手会の言い分だ。2チームカットとなれば選手の受け入れ先が必要で深刻な事態ではあるが、それは分かる。分かるが、

オーストラリアを犠牲にしてアルゼンチンと日本を守ろうとするのか?

という言い分は頂けないぞ。

 

確かにサンウルブスの準ホーム、シンガポール・ラウンドが素晴らしい集客だとは言えないが、2年目に入って試合の質は格段にレベルアップしていることはスタッツが証明している。ただ、結果を出せないのが痛いわけだが。。。

 

サンザーが4月6日に重要な会議を行うようだ。

 

これは南ア・メディアかな?

www.youtube.com

 

こっちのはどこだ?

dipernews.com

 

AFPの報道(3月30日)では、オーストラリアの1チームカットが決まれば、来年のプレシーズンにRUPA(選手会)がストライキを行う可能性があるという。年内は協会とのCBAがあるため直接的な行動はしないが、カットで影響を受ける30人前後の選手の年俸見直しや移籍先について協会と協議に入るようだ。

sg.news.yahoo.com

スーパーラグビー、2018年どうなる?

サンザーのロンドン首脳会談

サンウルブスが3回目の南ア遠征に出発し、昨年大敗したチーターズに挑む当日、ロンドンで開かれていたサンザー4者のトップ会談のニュースが伝わってきた。オーストラリアの  The Australian 経由だ。それによると、オーストラリア協会と選手会が連携して2つの案を推していた。 

オーストラリア案

  1. 南ア2チームとサンウルブスをカットして15チームにする
  2. 18チームのまま3組(各6チーム)に分ける

1の場合、南ア組は4チームとアルゼンチン、オーストラリアとニュージーランドは各5チームのままだ。

2の場合は、

  • 南ア6チーム
  • オーストラリア5チームとサンウルブス
  • ニュージーランド5チームとアルゼンチンだ。

同じ組のチームで総当り戦、各組の半数が他組のチームと対戦する案だ。

会談に先立ってオーストラリア協会は各クラブサイドに、代表選手以外の選手契約を控えるよう指示を出していたが、オーストラリアサイドが2つの案を提示した背景には、FOXとの放映権契約が2020年までという事情もあるようだ。

オーストラリアはSRフォーマットの他に6月テストマッチを7月に変更する案も出したようだ。オーストラリア・クラブチームが昨年暮れに、6月テストマッチの時期にあわせてクラブ・オールスター戦ができないか協議している。

 

結論は出たのか?

遠征の負担でパフォーマンスに悪影響が出ていると不評を買ったフォーマットの変更、会談後にマリノスCEOが声明を出したが、ワーキング・チームの提案について各国協会とメディアを含む最終協議を経て、近々、全員一致の結論を公式発表すると述べるにとどまった。チームをカットする場合は全員一致が条件になっている。発表にはサンザーの運営組織に関する内容も含まれるようだ。

つまり、結論は出たが、何が、どう変わるのか、会談出席者と当事者以外にはまだ知らされていない状況だ。

ニュージーランド

一方、ニュージーランドが別の案を出したようだ。南ア2チームとオーストラリア1チームをカットして15チームにする案だ。世界ランク1位のニュージーランドは、18チームフォーマットではプレーオフの日程が、ホームかアウェーかを含めて実力を反映しない状況に異を唱えている。

 

15チームの組み分けが不明だが、ニュージーランド案にはワールド・ラグビーで発言力の大きい南アが難色を示しそうだ。カットが取りざたされているのはチーターズキングスだが、南アはサンザーの要請を受けて5チームを6チームに増やした経緯がある。オーストラリアの1チームは、成績が振るわないフォースか、それともフランチャイズの経営状態に不安のあるレベルズのいずれかと見られている。フォースは独立したフランチャイズではなく協会が運営しているようで、切りやすいことになる。

 

南半球の最高峰ラグビーのトップ会談が、どーして北半球トップ・イングランドのロンドンで開かれたのか疑問に思ったが、どうやらワールド・ラグビーの会談が同時期にロンドンで行われたようだ。

 

どうなる、サンウルブス?

ようやく2年目に入り、代表との連携も整ってこれからって時にサンウルブスが切られるのか?

 

日本はサンザーの構成メンバーではないから発言力が弱く決定権がないが、サンウルブスの参戦にはライバルがいた。シンガポールがホームのアジア・パシフィック・ドラゴンズ APDs だ。それで準ホームの扱いになったようだが、サンウルブスを切ることはアジアのラグビーを切ることになり、ワールドカップ日本大会を前にそれはないだろう! 

 

近々、近いうちに、この数日のうちに、ってことは来週前半、3月15日前後だな。

 

オーストラリア案の2が有力か?!

www.theroar.com.au

 

「2018年に何を、どう変えるのか」を扱った記事はいくつかあるが、これが一番総括的で説得力があるぞ。オーストラリアン目線ではあるが。。。。。

Spiro Zavos @ROAR

 

かと思えば、16チームだと!?

チーターズのバースターHCが南アのアフリカーンス紙、Netwerk24 に語ったところによると、

「自分が得た情報では16チームになる、だからうちはセーフだ」と。

 

www.netwerk24.com

 

3月14日にロイターがこれを報じて、南半球のスポーツメディアが2チームを探せモードになってきたぞ。チーターズがセーフならキングスとフォースかレベルズか?

 

やれやれだ。早く公式発表しないと憶測から混乱に発展しそうだな。発表が2週間先になるという見方まで出てきた。まさかリアクションを恐れて先延ばししてるんじゃないよな? 

オーストラリアサイドはFOXとの契約をめぐって難航しているようだ。Jリーグとダゾーンの契約(10年間100億円)もそうだがメディア・マネーは大きい。

 

決定打か? 15チーム案!

翌日午前、ニュージーランドから速報が打たれた。ソースはロイターと同じで南アだが内容がもっと客観的だ。

 

先ず、サンザーが全員一致の結論を出すのは5月で、そして、カットされるのは南アのキングスと他に2チーム、そのうちの1チームはオーストラリアと見られ、残り1チームは南ア協会とオーストラリア協会とで決めるというものだ。どうやらサンザーはカットされるチームと他チームとの合併や吸収を想定しているようだ。

まだサンザーからは公式発表がないが、今日明日にも声明が出るかもしれないな。

 

やっぱりキングスとチーターズとレベルズか?

チーターズのバースターHCの話と180度違う報道だな。南アの日刊経済紙の報道だ。

www.businesslive.co.za

 

これによると、サンザーの発表は来週だが、3チームをカットする時期はつかめていないようだ。

なぜチーターズなのか? の前に、なぜキングスとレベルズなのか?

キングスは、

フランチャイズとして生存する能力がない ー スポンサーが見つからない、トップ選手を獲得できない、EP(イースタン・プロビンシャル)が破産状態で南ア協会の援助で生き延びている。

 

一方のレベルズは、

メルボルンで注目されていない、選手層の薄いオーストラリアでは、チームが存在すること自体が層を限界近くまで薄くしている。ワールドラグビーの調査によると、登録数4万人の成人男子プレーヤーの国に5チームは多すぎる。

 

ここからがチーターズ

南アのコアチームからチーターズを切ることはショックと受け止められているが、実際どうなのか。何人かボクス・メンバーを出してきたが、スーパーラグビーへの貢献度は低い。ブルームフォンティーンのグレイ・カレッジはボクス養成所だが、チーターズ・フランチャイズのそれではない。

 

グレイ・カレッジ・ラグビー

www.youtube.com

 

ホームの観客は平均10,000人、1992年にフリー・ステートとして参戦したスーパー12の時期を除いて、プレーオフに勝ち上がったのは2013年のみ(16戦10勝)、11シーズンで一回だけ、他に5勝以上のシーズンは一度もない。2006年からの164試合で52勝109敗3分け、勝率は31.7%。

 

アンチ・チーターズか?

ホームの勝ちが35に対してアウェーはわずか17勝、そのうち南アチームとの対戦が9、他国チームは8、対ニュージーランド22戦は2勝だけ、対オーストラリアのアウェー24戦は5勝。。。。

 

シビアなチーム評価だ。

 

ラシン92とスタッド・フランセが合併

一方、フランス・トップ14のラシン92とスタッド・フランセが合併して来シーズンに新チームを旗揚げすると発表した。

www.france24.com

 

選手たちには寝耳に水のことで、特に実質吸収される立場にあるスタッド・フランセ・サイドに動揺が広がっているようで、選手会が無期限ストライキを宣言し、発表に怒ったファンも同調している。そのため3月18日の21節、カストル・オランピクvスタッド・フランセの試合がキックオフできるかビミョーな状況だ、という報道もある。

 

この合併はキャンセルに

合併の発表から6日、選手、運営、ファンのみかパリ市当局までがこれに反対を表明し、スタッドの1試合が延期され、ラシンの1試合が中止される事態を受け、言い出しっぺのオーナー2人が「合併を取り消す」と発表した。日本への移籍が伝えられたトゥーロンのギタウがツイートでこの結果を祝福している。

 

チームの脱皮

リオ7sのライアンHCがオセアニアアイランダーズを率いて2018年スーパーラグビーに参戦する話は、どうやらフィジー協会の合意が得られずスローダウンしているように見える。

 

2年後にRWC2019を控えて南半球の南アフリカ、オーストラリアといい、ヨーロッパのトップ14といい、チームが「脱皮」の季節を迎えたようだ。日本はそろそろ春を迎えるが(今日は寒かったぞ!)、エディー・ジャパンからJJジャパンへ脱皮を遂げることができるのか?

 

そのエディー・イングランドオールブラックスを倒すのは2019年の予定だが、今年秋のテストマッチで対戦するニュースも飛び出した。6ネーションズスコットランドに 62(30) - 21(7) と圧勝して連覇を決め、ついでに連勝記録を18としてABに並んだ。フランス戦で負けレイドローが負傷したスコットランド、やはりピボットプレーヤーの不在が打撃だな。

今度の土曜日に最終戦でアイルランドと激突する。イングランドが勝てば19連勝で新記録達成だ。

 

秋のテストマッチで対戦か? RR vs AB

 

ある意味、世界のラグビーが賑やかになってきたな。15チーム案を報道したNZLメディアが、

「目下のところ、 “追い詰められた” サンウルブスは、残る。

 

と伝えたが、サンウルブスは今週末、南アでブルー・ブルズと対戦する。

 

エディー・イングランド、最終戦で負けた!

3月18日、シックス・ネーションズの最終戦となったアイルランドvイングランドは、両者一歩も譲らず。。。の展開の末に、アイルランドが 13(10) - 9(3) で勝った。エディー・イングランドが14ヶ月目で始めて負けた。

「ワールドカップのファイナルのような試合だったが、2019年11月2日午後8時に横浜で同じ経験をするよりは良い」と強気だ。

 

連覇は決めていたがグランドスラムは成らず、連勝も18でストップしオールブラックスと並んだ。対戦成績は通算アイルランド10勝、イングランド8勝なんだな。どうりでアイルランドの論調が「宿敵を倒せ!」モードな訳だ、納得。2016年11月テスト、シカゴの対戦でオールブラックスを 40-29 で破って連勝を18で止めたのもアイルランドだったな。

 

フランスvウェールズ戦は延長20分!

この試合の前にパリ(観客78000人)で行われたフランスvウェールズ戦は、ハーフタイム10-9、53分10-9、71分13-18、99分53秒18-18、100分20-18、延長戦20分でようやく決着がついた。ウェールズのリーが80分にイエローでシンビン、90分に復帰した。

このあおりでIREvENG戦のキックオフが遅らされた。

 

www.youtube.com

 

南ア遠征初戦、チーターズに接戦  38(20) - 31(17)

惜しかったなあ。後半、福岡の2本目のトライで 30 - 31 と逆転したが、ラスト20分を迎えて浅原のイエロー・シンビン(64分、倒れ込み Killing the ball)が痛かった。2分後に1トライ返されて 35 - 31 と逆転された。コンバージョンは外した。追加の3点は73分のペナルティーゴールだ。

相手陣内へ攻め込むプレーよりも自陣内のプレーの方がはるかに多かったが、江見の27秒トライに始まりアタックの流れが出来て、クリプスもキックを完ぺきに決めて、チームとしての勢いが見て取れただけに悔やまれるな。 

ラスト20分、ガス欠気味だが、崩れないでなんとか持ち応えてるぞ!

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南ア遠征2戦目、ブルズに14人v15人でも負けた><;

前半40分に江見~福岡のコンビネーションで初トライを上げて 17-14 で迎えた後半戦、開始直後の41分にブルズがハイタックルでレッド、まるまる40分を一人多い数的優位に立ったが、逆に後半2トライを追加されて34 - 21 で負けた。トライは前半1、後半1の2トライのみ。

3節を終わってオージーメディアが

スクラム成功100% ー 押し勝つのはサイズではなくテクニックなのだという証拠」と賞賛。

 

ブルズ戦のマイ・ボールスクラムも100%成功させ、フォワードの踏ん張りとバックスのスピードと数的優位に「勝てる」という期待があったが、結果がついてこない、結果を出せない。むしろ、「一人多いのに勝てない」敗北感が残る試合だったな。

ストレスたまるぞ。

 

www.youtube.com

 

厳しいハイタックル判定

カークが受けたハイタックル、相手はレッドで一発退場。南アのライオンズvオーストラリアのレッズ戦でもSOクーパーが似たようなハイタックルでレッド退場になった。ハイタックル(危険プレー)の判定が徹底してるな。

ブルズのフランカー・ボスマは4週間(4試合)の出場停止になった。腕を首へ絡ませたというより水平チョップで反則度が高く本来は6週間だ。レッズのSOクーパーは同じく6週間のところが3試合の出場停止が決まった。

 

www.youtube.com

 

数的優位に立ったライオンズは後半に4トライを追加し 44(15) - 14(0)と圧勝した。

 

REC2017、ジョージアで55000人がウェーブ!

去年の11月12日、ジョセフ・ジャパンがジョージアを破った。そのジョージアがREC ラグビー・ヨーロッパ・チャンピオンシップでロシアを破った。世界ランクの格下相手だから当然の結果ともいえるが、スタジアムの盛り上がりがすごいぞ。超満員、フルハウス、5万5千人のウェーブだ!

 

ジョージアはRWC2019の出場権を得ているが、残りの1枠をめぐって Road to Japan のたたかいが始まっている。世界ランクはジョージア12位、ジャパン11位だ。

 

2016年のMyベストマッチ

www.youtube.com

2ndシーズン、サンウルブスのテーマは何だ?

レベルズが完封負け!

HUR71(31) - 6(6)REB 

サンウルブスは初戦ホームでハリケーンズに大敗したが、レベルズ戦でケーンズのスコッド変更はLOアボットとFBスカダーの二人だけだ。王者相手に「キックかパスか?」作戦が功を奏して3トライをあげたが、2戦目のシンガポール

 

キングスに勝てなかった><;

負けた、SUN 23(7) - 37(17) KIN

 

トライ数は3対4で1トライ差だったが、SOクリプスのキックが決まらず(3 - 7)前半にじわじわと点差を広げられた。コンバージョン2本(4点)とペナルティー2本(6点)で10点取り損ねたことになる。キングスのSOクロンニャは 7 - 7 と100%の成功率だ。ミスった4本を決めてれば33点、ラストの2トライで逆転できてたぞ。

 

ピボット・プレーヤー 

海外サイトがSO, スタンドオフのことを「ピボット・プレーヤー」と表現することがある。国内ではSH, スクラムハーフスタンドオフの2人を「ハーフ団」と呼ぶ。ピボットの意味は軸、特に回転軸のことで、回転する方向の意味もある。野球の軸足は pivot foot ピボットフットだ。

 

パスとパントを使い分けてゲームプランを回していく、ゲームメークしていくイメージに例えれば、プラン進行の回転軸にあたる選手だ。プレースキックをヒットさせて点差をつめる(広げる)重要な仕事を受け持つ。去年、サンウルブスの南ア遠征の練習動画で田村が何度もプレースキックを練習して、ほとんど外していたが、練習成果は秋のテストマッチで見事に発揮された。

  

ハンドリングミスも目立った。湿気でボールが滑るせいだろうか? ボールが重くなって飛距離が出なかったんだろうか? カークが登ったスタジアムの屋根を閉じてエアコン入れたようだが、室温を下げられても除湿効果はなさそうだ。せめて指先にテーピングかグローブ使えばよかったな。熱帯モンスーンは強敵だ。

 

www.youtube.com

 

ラスト20分

ケーンズ戦と同様、ラスト20分からのアタックで2トライを取り切った。逆に二つ返されてしまったが、2戦続けて後半戦のアタックでトライチャンスをものに出来たことが収穫だ。

3トライはラファエレのオフロード、福岡のインターセプト、タウランギのオーバーヘッド・パスとスキルが光った。キングスのデービッズHCは、サンウルブスがボールを持った時のアタックを警戒していたが、60分間は封じ込めた。

11月からトレーニングに入ったキングス、「誇りを取り戻す。今年は簡単に負けるチームにはならない」と雪辱を果たすマインドセット、最下位を争った相手は着実に力をつけてきたようだ。

 

サンウルブスのテーマは?

サンウルブスは今年、何をめざすんだ? 経験を積むことか? 選手の育成か? それは組織目標だ。どうぞおやりください、応援してます、がんばって、で終わっちゃうぞ。

去年のシーズンテーマ「壁をぶち破れ」はファンと思いを共有しようという姿勢を感じたが、今年は「ワンチーム」「ライズアズワン」、あえて日本語化すれば「チームになろう」「ひとつになろう」あたりか?

 

分かるんだが、燃えて来ないぞ。チームスポーツをチームプレーで対戦できないでどーする? そこの難しさがテーマならそれはコーチンキャプテンシーの問題だ。運営サイドの努力で乗り越えていくしかない。むしろ「キックかパスか?」とか「孤立させるな!」の方が選手と一緒にゲームを共有できそうでファンにとっては面白いな。

海外には、2チーム増えたことで日程がタイトになり、遠征の負担も増えてパフォーマンスに影響が出ているという声がある。サンザーが3月にチーム数の削減を含めて2018年以降のフォーマットを決める。

マインドセットに立ち返ってひとつになる何かを見つけ出さないと、対戦日程を埋めるだけの参戦に終わってしまいそうで厳しいな。そうなると後退だ。

 

南ア遠征スコッド

次は南アへ遠征してチーターズ、ブルズとの2連戦だ。堀江、日野、田中、タウランギは参加しない。3月6日、HO坂手の参戦が決まった。HO一人で遠征は無謀だ。

契約メンバーは56人に増え、2015年12月に発表された初代サンウルブスの1.6倍になった。

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接戦に持ち込めるのか、サンウルブス? 

 

日本ラグビー界が抱える矛盾?

ホームで大敗したハリケーンズ戦、ティアティアHCが用意した「秘策」は「キックかパスか?」の陽動作戦だったのか! なるほど。

前半20分だけの予定が80分キックしまくった結果、3トライが生まれた、とポジティブに解釈しておこう。

 

www.nikkei.com

 

う~む、となると選手の負担がトップリーグに集中している状況を変えていけばいいわけだな。

そういうことなら、下位リーグからサンウルブスへ選抜の機会を広げればいいんじゃないのか? ワールドカップ2019へ向けて育成重視のSR参戦という目的にも合致する。

 

日本の15人制ラグビー・リーグは企業スポーツだ。チームは53チーム。RWC2015へ参戦したブレイブ・ブロッサムズ、エディー・ジャパンはそのトップ選手達だった。リーグのシーズンは8月から1月だ。2016年に初参戦したスーパーラグビーのシーズンは2月から7月まで。つまり、トップ選手は一年中対戦する日程になった。

全53チーム、1チーム45人として2385人。プレーヤーとしての身体能力、フィジカルのパワー、スキルセット、スピード、反応力、判断力といった要素と可能性(伸びしろ)は所属リーグ、所属チームに関わらず同じはずだ。 

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埋もれている才能を発掘できていないだけなんじゃないのか? チャートのグリーン・ゾーンはないのか?

サンウルブスがプロのフランチャイズとして独立して、プロテストやトライアル・マッチ、スカウトの制度ができないと無理か?

しかし、SR参戦に消極的だったトップリーグが今季は積極転換したようだから、やる気になれば出来るんじゃないのか?

 

選手のマネジメントは「選手ファースト」

代表チームはトップリーグから選手が選抜され、スーパーラグビー・チームはこれに外国人の助っ人契約選手が加わる。今年はカーク(オーストラリア)とモリ(ニュージーランド)の2人だけだが、初参戦の去年は他にボンド(ニュージーランド)、ドゥルタロ(アメリカ)、レオナルディ(アルゼンチン)、スチュアート(フィジー)の6人、途中でロロヘア(ニュージーランド)が一時参戦した。フィルヨーンはSR終了後にトップリーグ入りした。

 

スーパーラグビー参戦でトップ選手の負担が増え、年間試合数との兼ね合いでローテーションで休みを取る。その間に若手や新人を起用して世界トップレベルの経験値を得る。

 

ジョセフ代表HCが描く代表強化ビジョンに沿っているが、出場ローテンションの他に怪我による離脱とリカバリ期間がある。

特にコンカッション(脳震とう、頭部へのダメージ)が疑われる場合は、ワールドラグビーと各国の協会が、リカバリして試合に戻るまでの手順を決めている。JRFUは2016年のトップリーグHIA(Head Injury Assessment、ダメージがもたらす頭部への影響評価)実施にあたってワールドラグビーの講習を受け「選手ファースト」の発想をピッチ上で具体化した。

 

年間の出場試合数は35試合が目安になっているようだ。1シーズン15試合ならTLとSRの2シーズンで30試合、プラス代表戦(テストマッチ)が年間3~4試合ということになる。

 

試合強度の高いスーパーラグビー参戦で受けるダメージは国内リーグの比ではなさそうだ。試合レベル、強度が最高峰ならダメージも最高峰、アウェー戦が多く、遠征もある。「南半球の最高峰」を裏返せば南半球のダメージ最高峰リーグということになりそうだ。

 

サンウルブス参加メンバーは50人を越えたが離脱した選手に代わる選手層、どうする?

 

NDSキャンプ - 日本チーム育成スコッド

2017年1月にジョセフHCが発表したRWC2019ロードマップには、スーパーラグビーの遠征に参加しないメンバーを直接コーチングする計画が含まれていたが、どうやら強化合宿をするようだ。National Development Squad ー 国家発展スコッド ー ネーミングがすごいな。National Team としなかったところがミソだな。国策のイメージだ。

合宿は3月上旬から4月中旬にかけて4回(いずれも4泊5日)、メンバーは34人(FW20人、BK14人)で東海大のアタアタら学生6人も選抜された。サンウルブスの50人とで80人を越えたことになる。

 

www.rugby-japan.jp

 

去年はヤング・サンウルブスをつくる話もあったが、立ち消えてしまったようだ。

 

ベガス7s、黒星発進

カラウナ・セブンスがラスベガス・ラウンド USA7s に参戦している。20戦1勝19敗で迎えたワールド・セブンス第5ラウンドは、坂井に加え合谷、副島が合流して3/3~3/5の日程だ。

 

プールD初戦の相手はリオの王者フィジーだが、FIJ 41(19) - 0(0) JPN

前半に3トライ、後半に4トライを浴びていいとこなしの完封負け。次戦のオーストラリア戦、スコットランド戦は、

  • AUS 19(12) - 12(7) JPN 
  • JPN 7(0) - 33(19) SCO

 

カップ・トーナメントには進めずチャレンジへ回ったが、フランスに負けて敗退した。次はチリを相手に13位決定戦だ。その次はウェールズかロシアだ。

  • FRA 24(17) - (7)14 JPN 
  • JPN v CHI

 

今度はコカインか!!!

カーターの飲酒運転からわずか一週間後の2月25日午前3時頃、同じパリのシャンゼリゼ通り、凱旋門近くの路上で、オールブラックスでラシン92に移籍したアリ・ウイリアムズとワラビーズトゥーロンに移籍したジェームズ・オコーナーが逮捕、拘留された。 

容疑は、2.4gのコカイン所持だ。悪い冗談ではない。ウイリアムズ(35歳)は売人2人と一緒に車の中で、オコーナー(26歳)は車の外で見張り役をしていた。 

www.bbc.com

 

試合中のペナルティーならイエローカードか出場停止の処分で済むが、ピッチの外で、しかも深刻な違法行為に及んだとあっては選手生命に関わる。

 

去年夏のマッド・マンデーからわずか半年の間に、こうも続くとさすがに嫌気が差してくるな。すべてにニュージーランドのトップ選手が絡んでるぞ。

  

いったい何が起こってるんだ?

 

フリーフローなラグビー

昨日は王者の強さと速さを見せつけられた。ハリケーンズの強さはティア1・ニュージーランドラグビーの強さだ。こんなチームが5チームあるんだから、そりゃ強いわけだ。納得。

オールブラックス公式のレビューは

「先生と生徒の対戦だ」とにべもない。

 

allblacks.com

 

ニュージーランドを倒すのは2019年のエディー・イングランドに任せて、①サンウルブスはスーパーラグビーでたたかえるのか、②代表強化できるのかに絞って見守るしかないぞ。(③は若手の育成だ。)

 

ラスト20分

昨シーズンの序盤戦はスクラムラインアウト、セットピースを安定させることが大きな修正点になったが、互角の勝負であればそこが勝負の分かれ目になりそうだ。しかーし、力の差が大きすぎると対応に追われて後手後手に回り、セットピースから速い展開でスペースを突く暇がないぞ。

ケーンズのボイドHCが、ラスト15分は負けたと語っていた。後半のラスト20分、ここを踏ん張り切れず接戦を落とした昨シーズンから一歩前進だな。ケーンズにすれば、前半で勝ちが決まったし余裕でボーナスポイントをゲットしてるし、シンビンで一人少ないが守りきればいい訳だが、サンウルブスが最後のアタックで2トライ取り返した。

  

フリーフローなラグビー 

ホームの大敗だけにインパクトが大きいが、ティアティアHCが語ったことは、結果は想定内、勝敗よりもむしろスーパーラグビー・デビューを果たした12人を賞賛してほしいと。

SRデビューした12人は、

  • PR 伊藤
  • HO 日野
  • LO ワイクス、谷田部
  • FL イラウア
  • No.8 ブリッツ
  • SH 内田
  • SO 田村
  • CTB ラファエレ
  • WTB 福岡、中づる、江見 

news.yahoo.co.jp

 

初戦のスコッドは経験値がベストのメンバーではないが、昨シーズンに比べて選手層ははるかに厚くなった。ケガの不安はなくならないが、今シーズンの期待はそこだな。

 

メンバーの半分がデビュー戦となった初戦、ケーンズから見てサンウルブスはどうだったのか? 試合後の会見でキャプテンのSHペレナラが、

「フリーフローなラグビーをするチーム」と評した。

 

よく言えば自然体だが、80分のうち65分はプレッシャーに押されてやりたいことを封じられ、流れに任せるしかない展開だったわけだ。

ティアティアHCが語っていた「秘策」とは何だったんだろうか?

 

キングスも初戦を落とす

さて、次戦の相手は南アのサザン・キングスだ。11月からトレーニングを開始し、プレマッチ2戦を快勝したが、初戦ホームのジャガーズ戦で敗れた。

KIN 26(12)-39(19) JAG

前半にペナルティー・ゴールで 9-3 と先攻したが、17分に先制トライを奪われ、前半25分にPRゲルデンヒュイスがイエローでシンビン、前半終盤から後半戦にかけてペナルティーで失点して逆転され、59分には 12-37 と突き放された。74分からイエローで15人対14人と優位に立ち、ラスト15分で2トライを返したが及ばなかった。

トライ:68' WTBマピンピ 、80' CTBバリンドゥ

 

www.youtube.com

 

ジャガーズのスピードについていけない試合展開で、そこはケーンズ戦に似ているが、ディシプリンが分かれ目になりそうだ。キングスは失点39のうち18点が6本のペナルティー・ゴールだ。この半分でも防いでいればスコアは 26-30 で接戦になっていた。

キングス公式はまだ何の発表もないが、シンガポールへ切り替えて乗り込んで来そうだ。

ケーンズ戦は両サイド、ペナルティー・ゴールが一本もなかった、めずらしいな。

 

シンガポール~南ア遠征

次戦のシンガポールのあとは3回目の南ア遠征、運営のバックアップは大丈夫か? 白ご飯味噌汁バスの手配は済んだのか?

 

キングスに勝てるのか? 負けられないぞ! 

 

ウェールズを破ったスコットランド

一方、北半球の最高峰6ネーションズR3、初戦でアイルランドを倒し、フランス遠征で破れレイドローが負傷し離脱したスコットランド、ホームで迎えた第3戦でウェールズに 29(9) - 13(13) と後半を完封して逆転勝ちした。

 

www.youtube.com

 

次戦は、きょうイタリア戦のイングランドだ。SCOキャプテンのJ.バークレーが「イングランドを倒せる」と自信を語っている。3月11日、トゥイッケナムでのENGvSCO戦が熱くなりそうだ。

 

6ネーションズ、イタリアがかく乱作戦?

イタリアが取った戦術が話題だ。

タックルで倒しても、2人目、3人目の選手がラックに入らない。審判は当然「ラック・コール」をしないで、「タックル、Just a tackle」コールだ。イタリア選手がばらばらとイングランドのアタックラインへ進入する。

ラックじゃないからオフサイドにならない。

www.youtube.com

オフサイド・ラインが、ない。

 

ピッチ上でフランカーハスケルとキャプテンのハートリーが主審に尋ねた。

ハスケル「どうすりゃいいの?」

ポイト主審「私は審判、コーチに聞いて。」

 

イングランド・サイドがとまどっている様子が明らかだが、ペナルティー・キックのボールがポストに当たり棚ぼたトライもあって前半は 5 - 10 でイタリアがリードした。

後半は本来のプレースタイルを取り戻したイングランドが5トライを上げて圧倒し 36 - 15 で勝った。

 

エディーさんは、

「おめでとうイタリア。戦略面から言えばスマートなやり方だったが、冗談抜きで言えば、あれはラグビーじゃない」と。

 

イタリアのオシアHCは、

「今日は大仕事になったが、またやる。ワールド・ローに従ってプレーした選手たちを誇りに思う」と。

Think differently,... と一昔前のアップルのキャッチ・コピーのような語り口調だ。イタリア・チーム、面白いね。プレースタイルは違うがアルゼンチンのようにスタジアムを沸かせる魅力があるな。

 

www.bbc.com

 

ルールを逆手に取ったイタリアのかく乱作戦、トゥイッケナム満員の観客8万人はずいぶん楽しんだようだ。

ラックとブレイクダウンのワールド・ローを見直す動きになるかもしれないな。

次戦は ENG v SCO だ。波に乗るスコットランドがどんなたたかいを挑むのか? イングランドが19連勝を達成してABの連勝記録を追い抜くのか?

 

3/4 シンガポール 

いや、そんなことよりこっちだ! シンガポールだ!

 

キングス・サイドはジャガーズ戦から3人交代する遠征スコッド25人だ。デービッズHCは、

「序盤とラストはよかったが、リズムとメリハリを見失った。湿気と気温対策に気をつけ、積極面を生かしたい」と。

 

黒星発進同士の対戦になる。ピッチ上で、いち早く自分たちのプレーを見つけた方に分がありそうだ。

www.skings.co.za

 

キングスに勝てるのか、サンウルブス?

負けられないぞ!

 

遠征メンバーは29人

3月の遠征メンバーが発表された。 スコッドの発表がまだだが、初参戦を含めて交代が多いな。ナンバー・エイトに日本人選手が2人だ。

 

スコッドが発表された。

 

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  • 一列は不動
  • カークが初ブラインドサイドFL
  • SH田中とFB江見が初先発
  • 松橋がNo.8控え
  • ウランギがWTB/FB控え

フィルヨーンがいないスコッドは初めて見るな。 FWと比べてBKの顔ぶれが新鮮だ。

 

オスカーとラグビー

アカデミー賞(オスカー)のスポーツ映画16戦にワールド・ラグビーのゴスパーCEOが反応した。

ラグビーが少ない。。。。インビクタスしか思いつかない」と。

野球、ボクシング、バスケ、アメフト、マラソン、競馬、プロレス、そしてラグビーって感じだな。

 

 

ちなみに今年は視覚効果賞にディズニーのジャングルブックが選ばれた。予告編の最後、こども狼の Awooooooo がかわいいぞ。

www.disney.co.jp

サンウルブス ー 6月までに2勝できるのか?

SUN 24(17)-12(12)TLA

サンウルブス、唯一のプレシーズン・マッチはキャパ1万5千人のオーシャンビュー・スタジアム、小倉ミクスタの杮落としラグビーファン1万人強(7割)の観客を集めた。磐田のヤマハスタジアムとほぼ同じ規模、ジュビロゴリアスの全勝対決の時と観客数も同じだ。客席から間近のピッチは臨場感があっていい。TLAサイドがゴジラ・ジャージにゴジラ・パフォーマンスで会場を沸かせた。

 

ハイライト

www.youtube.com

 

試合後、数時間のうちに南ア・メディアがレビューしたが、

「オールスター相手にバトルで勝ったサンウルブス ー なまくらでミスの多い対戦になった」とばっさり。

 

SR水準のラグビーではない、といいたいようだ。確かに、トップリーグだ。 

 

www.sarugbymag.co.za

 

実質2週間のチーム練習で、メンバー6人をTLAサイドに分け、調整中も含めてフルメンバーではなかったとはいえ、後半30分間以上も攻めあぐねた? それともメンバーを入れ替えて後半戦を完封し、ラスト20分で1トライを取りきった? 

去年のオールスター戦は 52-24 のダブルスコアで大差がついた。この一年でトップリーグが強くなったのか、サンウルブスが準備不足なのか、どっちなんだ?

 

mainichi.jp

 

トライチャンスに39

TLAキャプテン山田のサンキュー・トライ

 

SRプレ・マッチ終了

スーパーラグビーのプレシーズン・マッチ23戦の結果はこうなった。

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初戦の相手、王者ハリケーンズがクルセーダーズを倒して好調な仕上がりを見せた。2月25日(土)いよいよ秩父宮でキックオフだが、どんなメンバーで来日するんだろううか? 2016年11月テストマッチ、ABのフランス遠征のメンバーは5だ。

  • HO コールズ(キャプテン)
  • FL/No.8 A.サビア
  • SH ペレナラ
  • SO バレット
  • CTB J.サビア

 

2016シーズンOFF-DEFアナリシス

スーパーラグビー2016年全試合の得失点を元にした「攻めと守りの散布図」、18チームの力のばらつきを見える化していて面白い。

 

左上から右下へ、18位のサンウルブスは17位キングスとほぼ並んで、デフェンスオフェンス力も低い。だから勝てないわけだが、当たり前か。

 

オフェンス力、デフェンス力とも25ポイントあたりが中位座標、ここにストーマーズジャガーズブルズがいる。サンウルブスはジャガーズを倒しストマーズに引き分けブルズに3点差で敗れているから、あの時点(2016 R8 4/29)が最高到達点で中位につける力を出していたことになる。

 

今年の8戦目はNZ遠征で相手はハイランダーズだ。シーズン中盤に試合強度が頂点を迎える。1勝をあげたジャガーズ戦もアルゼンチン遠征だ。

 

2勝できるのか?

2017年は秩父宮シンガポールのホームが7戦、うち2戦(初戦とラスト)はNZ戦だから、残りの5試合で何勝できるかってことになるが、2勝できるとすれば、相手はバイまでにR2キングス、R3チーターズ、バイを挟んでR7ブルズ、この序盤5連戦と12戦目、5/27秩父宮のチーターズ再戦だ。

 

キングスは初戦がホームでジャガーズ戦、「ホーム戦に勝つ」ことにフォーカスしているから、シンガポール遠征で主力を温存しそうだ。代表強化にリンクするという意味では、R14 5/27のチーターズ戦までに2勝できるのかということなんだが、先ずはキングス戦だ。 

 

2016シーズン、サンウルブスの得失点は、失点が得点の倍以上あったぞ。失点を防いでトライしないと勝てない。そこはキングスも同じだ。

 

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11月からプレシーズン・トレーニングを開始し、「今年は簡単に負けるチームにはならない」と宣言しプレマッチの2戦を快勝したキングス、2月11日からリカバリと最後の調整に入っている。

 

今季はピシがいない。アグレッシブなゲーム展開ができるか、ピッチの司令塔としてSH、SOが鍵になりそうだぞ。 

www.nikkansports.com

 

キングスに勝てるのか、サンウルブス? 

6月までに2勝できるのか? 

 

サンザーのTMOが4画面表示に?

サンザーが、主審判定を裏づけするTMOになるよう手順を迅速化するようだ。ただし「反則プレー」が考えられる場合は、主審判定の前にTMOを宣言し、別アングルの4画面を大画面に同時表示して確認する方法だ。

「主審とTMO審判とのおかしな会話が減る」とマリノスCEO。

あのやり取り、聞いていて面白いんだけどな。TMOによるビデオ再現は2フェーズ前までってのがワールド・ラグビーの決まりらしい。

 

ワールド・ラグビーが今年1月からハイタックルの危険プレーでハードルを上げたが、その絡みだろうか。出場停止の期間からバイ週を除外したこととあいまって反則プレーの判定が厳しくなりそうだ。今まで以上にデシプリン(規律)が求めらることになるが、ペナルティー・ゴールを与えて無駄に失点するよりはましだ。

 

2/25はティアティアHCを表敬する一戦

サンウルブスの初戦の相手、王者ハリケーンズ。ティアティアHCは初代ハリケーンズのスコッドで、チームの50キャップ・クラブに名前が載ってるそうだ。現役メンバーにすれば先輩格だが、チームにすれば秩父宮での初戦はインスパイアーされる試合ではないし、むしろ翌週 3/4 のホーム、レベルズ戦を焦点化している。

それでも日本で始めてプレーするニュージーランドのSRチームとしてサンウルブスに敬意を払いつつ、ティアティアHCを表敬する一戦にしたいようだ。

 

21日に来日予定だが、遠征スコッドの発表がない。どうやらFBのスカダーが膝の故障で日本遠征を見送るようだ。相手が王者だけに、サンウルブスとしては胸を借りる一戦と言えるが、セットピースにしろ何にしろ、どれだけ通用するのか、注目だな。

 

立見席を封鎖?

そのケーンズ戦だが、サンウルブスのオフィシャル・スポンサーになったMWAM - Man With A Mission当日ライブのために、チケット販売済みの秩父宮の立見席(北スタンド)が封鎖される。運営のやり方をめぐって、日曜日のミクスタ戦の後、「それはちょっと違うんじゃないか」って言うツイートが相次いだ。突然の変更だから、ファン感情からしてそりゃ怒るよな。当日、自由席に振り替えするようだ。

もともとピッチでやる予定が芝の状態を心配して急きょ立見席に変更したんだろうか。ライブとなれば、音響やら機材やらで場所を取るのは当初から分かってそうなものだが。。。。

 

立見席でライブ・パフォーマンス??? 選手のパフォーマンスには関係ないから、カラオケで十分と思うな。 だいいち手すりが邪魔だろうに。

秩父宮ラグビー場をていねいにご案内します[場内施設編]ラグビー場内を探訪 | Brave Blossoms in Top League

 

リハーサル、どうするんだ?

 

ハリケーンズ来日メンバー

11月テストでフランスへ遠征したメンバー5人を含む25人が来日した。フォワードが14人、バックスが11人、セットピースで圧倒するメンバーだな。ボイドHCがサンウルブス戦のスコッド23人を明日23日に発表する。

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顔が思い浮かぶのはJ.サビアとD.コールズだけだ。山田と堀江だな。FBスカダーが参戦できなかったのは残念だ。松島との対決が見たかったな。

スコッド

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ティアティアHCが語った

「サンウルブスは手痛い洗礼を受けたが、まだ2季目。毎回打ちのめされると言われてもプレッシャーを感じる必要はない。

ハリケーンズ戦は速い展開で、野心的なプレーをしたい。いくつか "秘策" を用意したが、それをどう効果的に実行できるかだ。」

 

古巣とも言えるケーンズを真っ向勝負で歓迎する構えだ。

 

www.dailymail.co.uk

 

ケーンズ戦、大差負け 17(5)-83(45)

開始後5分のトライに始まり前半に7トライ、後半に6トライ、合計13トライを浴びて王者に打ちのめされた。返したトライは前半33分に1つ、後半68分と78分に2つだ。

去年の7戦目、4月16日の南ア遠征チーターズ戦が 92(45)-17(3) でSR歴代3位の大差負けを記録したが、前半の失点は同じ。あの時は後半に2トライ返し、今回も同じ展開になった。

ハイライト

www.youtube.com

 

相手が強すぎた。スクラムは互角に見えたが後のアタックが続かない。アタックを止められない。今日の試合がティア1ニュージーランドラグビーなら、世界のトップ選手が持つスキルセットとフィジカルとの開きは大きい。一人二人の開きならともかく、15人分となると勝負にならない。しかも、チーム練習は実質2週間しかない。

 

無謀な挑戦の幕が上がった。

次戦の相手は一転、最下位を争ったキングスだ。

勝てるのか、サンウルブス?

「日本のラグビーは互角以上にたたかえる」 バーンズ

2月11日、12日、オーストラリア、ブリスベンのサンコープスタジアム(レッズのホーム、キャパ52,500人)で開催されたグローバル・テンズはチーフスが優勝した。

猛暑日のスタンドでは、観客が日陰を求めて屋根の下へ集まったようだ。

 

全14チーム、招待チームが4チーム(ワイルドナイツサモア、仏トゥーロン、南ア・ブルズ)、AUSが5チーム、NZLが5チームの対戦だ。4組に分かれて上位2チームが決勝トーナメントへ進出する。結果はこうなった。 

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 オーストラリアとニュージーランドの10チームはスーパーラグビー・チームとまったく同じだ。南アフリカ6チームからはブルズ1チームだけ。日本とフランスからはそれぞれナイツとトゥーロンが単独参戦。サモアは代表マヌ・サモアとセブンスのメンバーから選抜されたタマ・サモ(ワン・サモア)として参戦した。ピシはいなかった。

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ワイルドナイツが8強へ快進撃

初日を無敗で終えたのはワイルドナイツ、クルセーダーズ、ハイランダーズの3チームだけ。ナイツは初戦ワラターズ、次戦レベルズ(マフィがいる)のオーストラリア勢を倒し、2勝無敗のアドバンテージで2日目を迎えた。3戦目の強敵ニュージーランド・チーフスには負けたがグループ2位で8強に勝ちあがった。

10人制で試合時間は20分とはいえ、初参戦でオーストラリア2チームを倒したのだからアプセットだ。

準決勝の相手はクルセーダーズ、奇しくもディーンズHCが率いてスーパーラグビーで7回優勝したチームだ。試合は前半戦で先攻され、終了間際にヒーナンが1トライをあげたが 12(12) - 5(0) で敗れた。

しかし、ディーンズHCは、

「2日間の努力とパフォーマンスに誇りを持っている。負けることもある、と言うのであれば、その相手がクルセーダーズなら不足はない」と。

 

元オーストラリア代表ワラビーズのCTBバーンズも、

「日本のラグビーが互角以上にたたかえることを示すことができた」と胸を張った。

 

ハイライト

www.youtube.com

 

ディーンズHCがこう続けた。

「もしまだスーパーラグビー・チームのコーチをしていたなら、(10sが)理想的なプレマッチになるだろう。スピードがあり接触もあるが、密集は15人制ほどではない。シーズンの入りとして丁度いい。選手たちをぬるま湯から引っ張り出してくれる。」

 

2019年以降、SRに単独参戦しそうな野望を感じるな。

 

NZ勢はヒートアップしたのかけが人が続出したようだ。なんせ連日37度、38度の猛暑の中で過酷なプレーになり、集中力が切れそうだ。パナの選手はスポーツ刈り風だったし、チーフスはHTに全員、頭からタオル被ってたな。どんだけ暑いんだ~!

 

www.rugby.com.au

 

ブリスベン10s ベスト・トライ集

www.youtube.com

 

トゥーロン惨敗

ヨーロッパからアルプスを越え、インド洋を渡って参戦したトゥーロン、先発メンバーに五郎丸(15)も登場したがチームは3戦して1トライのみ、ほぼ完封されいいとこなしで終わった。

 

会見には五郎丸も姿を見せた。

www.rugby.com.au

 

キングスがまた勝った

一方、スーパーラグビーのプレマッチ23戦も後半に入った。

キングスは初戦のブルドッグスに続いて2戦目イーグルスにも勝った。42(28) - 24(12) の快勝だ。前半に4トライ、コンバージョンもすべて成功、後半にも1トライと認定トライ、ペナルティー・ゴールでリードを広げた。 

  • トライ:Alshaun Bock,  Andisa Ntsila, Makazoli Mpimpi, Malcolm Jaer, Penalty try, TBC 
  • コンバージョン:Lionel Cronjé (4), Pieter-Steyn de Wet (2)

www.youtube.com

 

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サンウルブス、18日のTLオールスター戦をはさんで2週間後にキックオフだ。

キングスに勝って、6月までに2勝できるのか?

 

エディー・イングランド16連勝!

シックス・ネーションズ、R2のウェールズvイングランド戦が面白すぎる! 前半はウェールズが押して 8-13, 後半にペナルティーで失点し、最後にスペースを衝かれて 16 - 21 と逆転された。

 

それにしても、このスピード感は何なんだ? ラックになっても両サイドつぶし合いにはしてないぞ。そんな暇があったらさっさとボール出してアタックしろ!って感じだな。

 

接戦になったフランスvスコットランド戦と比べてアタックのテンポに無駄がない。これがポッドとシェイプの連係プレーなんだろうか? 個のスキルセットのレベル差なんだろうか?

 

エディーさんは試合後の勝利インタビューで、

「世界で最高のチームをつくる」と語った。

 

ボールのリサイクルとか言われるが、ポジションの切り替えの早さ、反応の速さ、戻りの早さがともなわないと、いくらパス回しが早くてもアタックにつながらないぞ。のろのろしてたら出し抜かれる。

 

日本選手権のゴリアスvナイツ戦の面白さとはまったく違う面白さ、スポーツとしてのエンタテーメント性は足元にも及ばない。アタックしてもディフェンスをかわせないでつかまって、バタバタ倒れるだけのラグビーは、いずれ飽きてしまう。

 

接点のボール争奪の中にも、素早く次につなげるためのスキルがありそうだ。

 

エディー・イングランドはこれでテスト16連勝、後2つでオールブラックスの18連勝に並ぶ。イタリア、スコットランドアイルランド、この3戦に勝てば新記録だ。

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ダン・ビガーの足がもうちょっと速かったら違う結果になってたな。バックスの足は速い方がいいが、

 

11月にジョセフ・ジャパンがたたかったウェールズとは違うぞ。

 

2/18 TLオールスターズ vs サンウルブス

スコッドが発表された。TLAは予告通りのマイナンバーだ。審判が大変そうだ。珍プレーならぬ珍ジャッジが起こりそうだな。

ラッキーナンバーはどれだ? 山田の39が一番分かりやすいな。ダッシュする後姿やトライ後のパフォーマンスが目に浮かぶ。サンキュー。39 39、さんきゅう!

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サンウルブスからTLAに参戦したのは、実戦形式のプレマッチが最初で最後になるからだろうな。スタジアム(ミクニワールドスタジアム北九州)の杮落としをかねてるからイベント要素は仕方ないとしても、一試合だけって言うのはにわか目にも無謀だ。去年と同じだ。レオナルディが怪我したんだったな。

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サンウルブスの九州キャンプには調整のため9人が不参加だ。プレマッチの参加メンバーは実質31人になった。

キングスは準備万端

一方、南アのサザン・キングスは準備万端、メンバーがアナウンスされキャプテンも決まり、ジャージも発表された。

 

去年はピエロみたいなジャージだったが今年は違う、かっこいい、クールだ。

 

メンバーは46人、ボクス経験者が12人、シャークス、チーターズからもベテランが参戦し、若手とミックスした新チームに仕上がった。

2013年にSRデビューしながら怪我で振るわなかったウィンガーのグレイが丸4年ぶりに完全復帰を果たし、意気込みを語った。

「チームは軌道に乗っている。去年と違い準備万端だ。ホームの試合に勝つことにフォーカスしている。」

「自分としては怪我のないシーズンにしたい」と。

初戦のジャガーズ戦が待ちきれない様子だ。

 

新キャプテンはベテラン・プロップのS.フェレイラ

「一列でリードしつつ、ジャージとフランチャイズとファンと東ケープに誇りをもたらすこと、それがキャプテンとしての主要な仕事の一つになる」と。 

 

 

サンザーが出停新ルール

レッドカードで退場、試合後に召還されて「出場停止」処分になった場合、去年まではバイ週をカウントしていたが、2017年シーズンからそのルールが変わる。

 

出停3週間の場合なら、間にバイ週を挟んでいても3試合の出場停止になる。厳しいぞ。ハイタックルや危険プレーのリスクを回避しつつアグレッシブにプレーするスキルが求められそうだ。

 

去年7月の南ア遠征でケガした金が「ケガしないのもスキル」と語っていたが、デシプリン > スキル の流れになってるのか? 

 

ダン・カーターが飲酒運転だと!

フランスのラシン92に移籍したダン・カーターニュージーランドオールブラックスで112キャップ、得点王、契約金が2億を超えた。ラグビーのスター選手といえばダン・カーターだ。フライハーフ(SO)、178cm、35歳。RWC2015 ビョンド・ザ・トライ・ライン ー 激闘の向こうに ー でもメインキャラクターとして登場している。

 

2月17日パリ市内、シャンゼリゼ通りに近いパリ17区の飲酒検問で止められたカーター、血中アルコール濃度が 0.98g/L (フランスの基準は 0.5g/Lだから倍近いぞ)、しかもだ、免許証不携帯だった。

 

拘留はされなかったが車を収用され、いずれ出廷することになるようだ。酒気帯び運転で罰金刑と行政処分(免許取り消し)になると見られている。

www.bbc.com

 

幸い人身事故はなかったが、午後にはFBに謝罪文が投稿された。

「深刻な判断ミスを犯してしまった。クラブやファン、なにより家族をがっかりさせてしまい言い訳の余地がない。ソーリー。」

 

二週間前にはヒギンボッサム、今度はカーター、どっちもアルコール絡みだ。RWC2015の後、ピッチ外のデシプリンが緩んできているのか? 

フランスに運転代行サービスはないのか?

 

一夜明けて「カーター検挙」の続報が出始めた。

どうやら検問はスピード違反だ。地元フランスのレポーターによると、カーターはクラブ関係者と夕食、赤ワインをグラスで4杯飲んだ。その後、車でシャンゼリゼ通りを運転中に検問で止められたようだ。

翌日、本人はニュージーランドへ帰郷した。予定通りの日程なんだそうだ。

インスタグラムで、73万7千人のフォローワーに、

「#飲んだら運転するな」と。

 

www.nzherald.co.nz

 

公式スポンサーも動き出した。アディダス、フィリップス、ダイキンは契約を解消しそうだ。