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にわかラグビーブログ

ラグビーにわかファンです。もっぱらテレビ観戦、ネット観戦。海外目線に注目しています。

#Japan7s リオでAB7s撃破の衝撃!

2015年のラグビー・ワールドカップの後、バイ・セブンスをネット観戦した。

ラグビー自体がにわかだから、7人制ラグビーを見るのは初めてだった。

 

ラグビーだけど、なんか違うな、

ボール持って走ってばかりだな。

ポジションが決まってるような、いないような、

見どころがよくわからないうちに、すぐ終わるな。

1試合終わったら、さ、次行こ次、だ。それに、

なんだこのお祭り騒ぎは!?

フェスティバル?

 

ラグビー(15人制)とは別のスポーツだと思うことにした。

リーグ(13人制)を見た時も同じような印象だった。

ラグビー・セブンスだ。

 

それから時々、セブンスのワールドシリーズは見ていた。

フィジーが強いな、日本は弱いな、NZはセブンスも強いな。

 

あれから9ヶ月、

8月5日にオリンピックが始まって、6日から女子セブンスが始まり、日本はプール戦で0勝3敗で敗退した。順位決定戦でようやくケニアに勝ったが、12チーム中の10位に終わった。

 

8月9日、男子セブンスが始まった。

日本はプールC、初戦でいきなりニュージーランドAB7sと対戦だ。

 

f:id:beachfro:20160812133317p:plain

 

 

JPN7s NZL7s キック・オフ!

先制トライだ、おー やるな!

追いつかれた、そりゃそうだな。

トライされた、逆転された。

SBWが怪我で退場か?

おおおおおおおー取り返した。同点だ!!

難しい角度のコンバージョンを決めた、

逆転したああああああああああああ!!!

あと20秒、踏ん張れ、逃げ切れ、守り切れー!!!!

勝てるぞ !!!

勝ったあああああああああー!!!!!

 

信じられないことだが、オール・ブラックス・セブンスを倒した!!!!!!

 

去年12月、ドバイの記念写真で勢揃いしたキャプテン達、

日本の坂井キャプテンは、最後列の一番端っこに写っていた。

先頭は王者フィジーだ。日本は世界ランク15位だから、最後列の端っこでも仕方ない。

 

最後列の端っこ 2015年12月4日

 

 

あれから9ヶ月、大番狂わせ、アプセットの再来だ!

BBC、CNNが速報し、5分と経たないうちに衝撃波が広がっていった。

あっちこっちから「日本が勝った」「ニュージーランドが負けた」とツイートが上がってくる。

どっちかというとトーンは 「日本が勝った!」 「NZが負けた!」 だ。

そりゃそうだ。誰も日本が勝つとは思っていなかったから当然だ。

 

ブレイキング! CNN

 

ショック! BBC

 

番狂わせ!  BBC

 

 

2戦目で日本は、イギリス(正確にはイングランドスコットランドウェールズのグレート・ブリテンラグビー GBR。オリンピックではチームGBだ。アイルランドはセブンスやらないんだ。)に 19 - 21 で惜しくも負けたが、ケニアを下し、準々決勝へ進み、フランスに逆転勝ちして準決勝へ勝ち上がった。あっぱれだ!

 

GBR戦 19 - 21

 

ケニア戦 31 - 7

 

フランス戦 12 -7

 

逆転トライの直前に映像が途切れ、復旧した時にはゲームが終了していた。しばらく勝敗がどうなったのか分からなかったが、フランス選手の表情でようやく分かった。

 

快進撃、ベスト4進出、メダル圏内!

想定外の展開にNHKが実況を始めた。民放も報道を始めた。

チーム競技で唯一のメダル圏内、

8月12日 午前2時半から王者フィジーと激突する。

 (女子バレー、女子バスケが準々決勝、シンクロはこれから。)

 

 

92年ぶりの競技復活となった男子7人制ラグビーで4強は

オセアニア、ヨーロッパ、アフリカ、そしてアジアの代表チームが競う。(2016年リオ、2020年東京の2回は競技に入ったが2024年は未定のようだ。)

いつの間にこんなに強くなったんだ?

バイから9ヶ月の間に何があったんだ?

4強の中にいるはずのNZがいない!

 

頑張れ、ジャパン7s!

ka-tan.blog.jp

 

迎えたフィジー戦は、いいとこなしで負けた。5 - 20 と大差はつかなかったが、ラグビーが国技のフィジー、金メダルのプレッシャーを受けてミスするどころか決勝へ力を残した余裕の試合運びだった。

3位決定戦(銅メダル)は、イギリスに負けた南アフリカ

しかし 14 - 54 の大差で負けた。

 

 

南ア戦(3位決定戦)14 - 54

 

ゴールド・メダルを獲得したフィジー、人口90万人ほどの小さな島国だ。初の金メダルに国中が湧いている。この快挙を祝して8月22日を祝日にすることが発表された。

 

マクドナルドと白ご飯

メダル授与式で表彰台に上がったフィジー・スコッド、ロイヤル・ファミリーから金メダルを受ける時に全員が膝をついた。銀メダルのイギリス(チーム・グレート・ブリテン)の選手たちが普通にしていたのと対象的だ。

BBCのインタビューを受けた Osea Kolinisau キャプテンは、金メダルをとって一番やりたいことは何?と聞かれて、ビッグマック食べたいと答えた。選手村にマックがあるが出入りを禁止されていたらしい。初の南ア遠征から戻りインタビューを受けたサンウルブス堀江キャプテンが、白ご飯食べたいと答えたのを思い出した。

 

さて、準決勝に勝ち上がった日本はメダリスト上位3チームとの対戦、2試合で合計3トライしか取れず、歯が立たなかった。主力のレメキが試合の前に、

準々決勝に残れたらラッキーだと思ってたから、何が起きたのか分からなかった。準決勝以降はボーナスみたいなもの」と話していた。

 

www.tri-cityherald.com

 

ニュージーランドを倒し、イギリスに2点差で負け、ケニアを圧倒し、フランスに逆転勝ちした。そこが今回のピークだった。

 

 

 7分+3分=10分間ハーフの運動量は?

予選・準決勝までは前後半7分間ハーフだが、メダルを決める2試合は10分間ハーフ

たったの3分✕2=6分だが、ここの運動量の差が大きい。15人制のサンウルブス80分間たたかえるのか?と同じ課題だ。準決勝の南ア戦では、最初の3分に2トライを奪われて追う立場に立たされた。

 

時間が短いもののピッチの広さは同じだから、15人でボールを運ぶのと7人とでは、一人が二人分走ることになり運動量が倍増する。一日の試合数も2試合、リカバリは4時間ほどだろう。

ライン際をオフロードして突き抜けていくパワーとスピードがほしいところだが、山田を外したのはにわか目にも疑問が残るスコッド編成だ。

 

セブンスがどれほどの運動量なのかをワシントン・ポストが定義している。

ラグビー・セブンスのプレーを再現したいですか? 簡単ですよ。いつも通る道の端まで全速力でダッシュして戻って来たら、樫の木めがけて突進し、それから石を詰め込んで回っている乾燥機の中へほんの数秒間入り込みます。これを7分間やって2分休んだら、また繰り返します。

 

アメリカ・女子セブンスは、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリスに次いで5位と健闘した。サンウルブスでお馴染みのフランカードゥルタロが出場した男子セブンスは9位に終わった。

 

 チームUSA、マシュー・マコノヒーもセブンス・ファンだったのか!

twitter.com

 

セブンスの虜になる7つの理由(アメリカ人の場合)

 

エディーさんのインタビュー

男子セブンスの活躍をエディーさんはどう見ているだろうか?

準決勝に臨むイギリスチームGBRのことで sky SPORTS がインタビューしている。GBRは準々決勝でアルゼンチンと対戦し、後半を終えて 0 - 0、初の延長戦・サドンデスとなり、劇的な勝利を上げた。

「南アチームはセブンスに求められる水準を満たしているようだから、準決勝はタフな試合になるだろう。」
「セブンスはキック・オフしたらボールを保持し、取られたら奪い返し、序盤に得点して相手に追わせることだ。」

 

南ア戦は互角のたたかいになり、7 - 5 でGBRが決勝に勝ち上がった。

日本の快進撃について、

「セブンスでの活躍は日本にとって素晴らしいことだ。」

オールブラックスを倒したことが、2019年のワールドカップに向けて日本のラグビーを大きく加速させることになる」と。

 

www.skysports.com

 

 

オールブラックス・サイド

公式サイトが番狂わせをレポートした。

競技初日に 12 - 14 で倒すというセブンスの歴史上、最大級のアプセットで競技自体に火がついた。

日本は素早いディフェンス素晴らしいボールの保持力を発揮し、ニュージーランドにボールを持たせず序盤に 7 - 0 とリードした。7 - 12 と逆転したが、SBWが退場した後も、巧みなボール回しで 14 - 12 とニュージランドを追い込んだ。ラスト2分の粘りに対して精神力で守り切った。

 

スコット・カリーキャプテンも認めた。

「日本は本当によくやった。序盤からプレッシャーをかけられ、あれだけ長い時間、守勢に立たされたら反撃するのは難しい。」

 

www.allblacks.com

 

 NZを襲う衝撃波

日本にとってはボーナスだが、衝撃波が襲ったのは、ニュージーランドだ。

 

「110年間に渡り血と汗と涙で作り上げたものが、たったの15分で深傷を負ってしまった。」

「金メダルを取ったとしても、スポーツの祭典オリンピックの舞台で負けた屈辱、この事実は変わらない。」

「ジャパン・タイムスやロイターが、オールブラックスと報道しているが、大半のNZ国民にすればオールブラックスはリオに行ってない。彼らはオークランドでチャンピオンシップに向けて準備中だ。」

  

www.nzherald.co.nz

 

「オールブラック」が持つブランド価値の低下を危ぶむ内容だ。

SBWの足の怪我は深刻で、リオはもちろんチャンピオンシップ(4ヶ国対抗戦)も休場に追い込まれた。

 

優勝候補と目されていたオールブラック・セブンスだが、リオは予選敗退、総合5位に終わった。終了後、ハカを披露したものの表情は暗い。

 

 

NZ協会がNZセブンス(とマオリ、U20)をオールブラック・セブンスと呼ぶことにしたのは2012年のことだが、その是非をめぐる議論が再燃しそうだ。

 

崖っぷちの AB7s 

オールブラックスは確かにオークランドにいたが、話をリオに戻そう。

初戦で日本に負けたばかりか、SBWを失ったAB7sはその後も振るわず、3戦目を終わった時点でUSAと5ポイント・タイ、崖っぷちに立たされた。

なんと9位のUSAと同ポイント、得失点差も僅かに1、トライ数まで NZL 9 - 8 USA だった。

 

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セブンスのポイント制は、勝ち3P、負け1P、分け2Pだ。

準決勝のイギリスvアルゼンチン戦は 0 - 0 から延長戦が行われており、トーナメントによって違いがあるようだが、決定戦、得失点差、トライ数の差、得点差の順で勝敗を決めるルールだ。

5ポイント同士、NZLvUSAの決着戦は行われず、得失点とトライ数でニュージーランドが8強入りしたと思われる。

 

「もし、たら、れば」になるが、初戦のアルゼンチン戦でもしUSAが勝っていたら2勝1敗で7ポイントとなり、NZLは予選落ちしていた。

 

崖っぷちのAB7s、どうする?

  

rugbyhack.com

  

www.nikkei.com

  

神セブン!

mainichi.jp

 

なに? テンズ 10人制もあるのか?

年に1回のイベントのようだ。10分間ハーフだ。

2017年2月11日、12日

オーストラリア、サンコープ・スタジアム

 

パナソニックが世界へ! 来年開催10人制大会にSR勢、トゥーロンらと参加|NEWS|RUGBY REPUBLIC(ラグビー共和国)

 

 トップリーグ 2016-2017 シリーズ

2015-2016 の上位16チームから代表、サンウルブス、セブンス入りしたのは社会人61人、学生3人、計64人だ。Jrジャパン21人を加えて85人になる。代表スコッド候補45人として、この85人の中から Tier2 チームを圧倒し Tier1 チームと80分間互角にたたかえる選手層を育てなくてはならない。

 

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今年から総当り(1チーム15試合、120試合)でスーパーラグビーとほぼおなじ設定のポイント制になる。決勝トーナメントはない。

  • 勝ち4ポイント
  • 負け0ポイント
  • 分け2ポイント
  • 7点差以内の負けでボーナスポイント1
  • 3トライ以上の差で勝てばボーナスポイント1

 

3トライ以上の差をつけて勝てば5ポイントだ。もし120試合すべてでこれを達成すれば最高75ポイントになる!

 

脳震とう対策 HIA

8月26日から1月14日まで対戦日程はすでに決まっており、各チームはフィットネスリカバリ、スコッド編成を計画的に実施しなくてはならず、またポイントを積み上げていかないと上位に残れない。つまり、勝つこと、トライを上げること、この2つが焦点だ。当然のろいチームは置いて行かれるから、エキサイティングな展開が期待できる。

そのためか HIA(Head Injury Assessment)を導入して選手の脳震とう対策を実施するようだ。各チームの医療スタッフが今年8月にワールドラグビーの講習を受けて、認定資格レベル2以上を取得することになっている。逆に言えば、これまで日本のラグビー界は世界標準ではなかったことになる。

 

www.top-league.jp

 

ワールドラグビー「脳震とうガイダンス Concussion Guidance」は、脳震とう、または疑いのある選手について、

  • 24時間一人にしてはならない
  • アルコールを飲んではならない
  • 車を運転してはならない、

と規定している。

World Rugby Player Welfare - Putting Players First

 

 

ワールドカップ2019まであと3年まだ3年ある、もう3年しかない、3年かければ何とかなりそうだが、当面は秋のテストマッチ

 どうやらアルゼンチン戦も組まれているようだ。8月24日、ジョセフHCのインタビューでNZの地元紙が報じた。

www.odt.co.nz

 

世界ランク

  1. ニュージーランド
  2. イングランド
  3. .南アフリカ
  4. .オーストラリア
  5. ウェールズ
  6. アイルランド
  7. フランス
  8. スコットランド
  9. アルゼンチン
  10. フィジー
  11. ジョージア
  12. 日本
  13. イタリア
  14. サモア
  15. トンガ
  16. ルーマニア
  17. アメリカ
  18. カナダ

 

3年でどこまで行ける?

 

 

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