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にわかラグビーブログ

ラグビーにわかファンです。もっぱらテレビ観戦、ネット観戦。海外目線に注目しています。

2ndシーズン、サンウルブスのテーマは何だ?

レベルズが完封負け!

HUR71(31) - 6(6)REB 

サンウルブスは初戦ホームでハリケーンズに大敗したが、レベルズ戦でケーンズのスコッド変更はLOアボットとFBスカダーの二人だけだ。王者相手に「キックかパスか?」作戦が功を奏して3トライをあげたが、2戦目のシンガポール

 

キングスに勝てなかった><;

負けた、SUN 23(7) - 37(17) KIN

 

トライ数は3対4で1トライ差だったが、SOクリプスのキックが決まらず(3 - 7)前半にじわじわと点差を広げられた。コンバージョン2本(4点)とペナルティー2本(6点)で10点取り損ねたことになる。キングスのSOクロンニャは 7 - 7 と100%の成功率だ。ミスった4本を決めてれば33点、ラストの2トライで逆転できてたぞ。

 

ピボット・プレーヤー 

海外サイトがSO, スタンドオフのことを「ピボット・プレーヤー」と表現することがある。国内ではSH, スクラムハーフスタンドオフの2人を「ハーフ団」と呼ぶ。ピボットの意味は軸、特に回転軸のことで、回転する方向の意味もある。野球の軸足は pivot foot ピボットフットだ。

 

パスとパントを使い分けてゲームプランを回していく、ゲームメークしていくイメージに例えれば、プラン進行の回転軸にあたる選手だ。プレースキックをヒットさせて点差をつめる(広げる)重要な仕事を受け持つ。去年、サンウルブスの南ア遠征の練習動画で田村が何度もプレースキックを練習して、ほとんど外していたが、練習成果は秋のテストマッチで見事に発揮された。

  

ハンドリングミスも目立った。湿気でボールが滑るせいだろうか? ボールが重くなって飛距離が出なかったんだろうか? カークが登ったスタジアムの屋根を閉じてエアコン入れたようだが、室温を下げられても除湿効果はなさそうだ。せめて指先にテーピングかグローブ使えばよかったな。熱帯モンスーンは強敵だ。

 

www.youtube.com

 

ラスト20分

ケーンズ戦と同様、ラスト20分からのアタックで2トライを取り切った。逆に二つ返されてしまったが、2戦続けて後半戦のアタックでトライチャンスをものに出来たことが収穫だ。

3トライはラファエレのオフロード、福岡のインターセプト、タウランギのオーバーヘッド・パスとスキルが光った。キングスのデービッズHCは、サンウルブスがボールを持った時のアタックを警戒していたが、60分間は封じ込めた。

11月からトレーニングに入ったキングス、「誇りを取り戻す。今年は簡単に負けるチームにはならない」と雪辱を果たすマインドセット、最下位を争った相手は着実に力をつけてきたようだ。

 

サンウルブスのテーマは?

サンウルブスは今年、何をめざすんだ? 経験を積むことか? 選手の育成か? それは組織目標だ。どうぞおやりください、応援してます、がんばって、で終わっちゃうぞ。

去年のシーズンテーマ「壁をぶち破れ」はファンと思いを共有しようという姿勢を感じたが、今年は「ワンチーム」「ライズアズワン」、あえて日本語化すれば「チームになろう」「ひとつになろう」あたりか?

 

分かるんだが、燃えて来ないぞ。チームスポーツをチームプレーで対戦できないでどーする? そこの難しさがテーマならそれはコーチンキャプテンシーの問題だ。運営サイドの努力で乗り越えていくしかない。むしろ「キックかパスか?」とか「孤立させるな!」の方が選手と一緒にゲームを共有できそうでファンにとっては面白いな。

海外には、2チーム増えたことで日程がタイトになり、遠征の負担も増えてパフォーマンスに影響が出ているという声がある。サンザーが3月にチーム数の削減を含めて2018年以降のフォーマットを決める。

マインドセットに立ち返ってひとつになる何かを見つけ出さないと、対戦日程を埋めるだけの参戦に終わってしまいそうで厳しいな。そうなると後退だ。

 

南ア遠征スコッド

次は南アへ遠征してチーターズ、ブルズとの2連戦だ。堀江、日野、田中、タウランギは参加しない。3月6日、HO坂手の参戦が決まった。HO一人で遠征は無謀だ。

契約メンバーは56人に増え、2015年12月に発表された初代サンウルブスの1.6倍になった。

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接戦に持ち込めるのか、サンウルブス? 

 

日本ラグビー界が抱える矛盾?

ホームで大敗したハリケーンズ戦、ティアティアHCが用意した「秘策」は「キックかパスか?」の陽動作戦だったのか! なるほど。

前半20分だけの予定が80分キックしまくった結果、3トライが生まれた、とポジティブに解釈しておこう。

 

www.nikkei.com

 

う~む、となると選手の負担がトップリーグに集中している状況を変えていけばいいわけだな。

そういうことなら、下位リーグからサンウルブスへ選抜の機会を広げればいいんじゃないのか? ワールドカップ2019へ向けて育成重視のSR参戦という目的にも合致する。

 

日本の15人制ラグビー・リーグは企業スポーツだ。チームは53チーム。RWC2015へ参戦したブレイブ・ブロッサムズ、エディー・ジャパンはそのトップ選手達だった。リーグのシーズンは8月から1月だ。2016年に初参戦したスーパーラグビーのシーズンは2月から7月まで。つまり、トップ選手は一年中対戦する日程になった。

全53チーム、1チーム45人として2385人。プレーヤーとしての身体能力、フィジカルのパワー、スキルセット、スピード、反応力、判断力といった要素と可能性(伸びしろ)は所属リーグ、所属チームに関わらず同じはずだ。 

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埋もれている才能を発掘できていないだけなんじゃないのか? チャートのグリーン・ゾーンはないのか?

サンウルブスがプロのフランチャイズとして独立して、プロテストやトライアル・マッチ、スカウトの制度ができないと無理か?

しかし、SR参戦に消極的だったトップリーグが今季は積極転換したようだから、やる気になれば出来るんじゃないのか?

 

選手のマネジメントは「選手ファースト」

代表チームはトップリーグから選手が選抜され、スーパーラグビー・チームはこれに外国人の助っ人契約選手が加わる。今年はカーク(オーストラリア)とモリ(ニュージーランド)の2人だけだが、初参戦の去年は他にボンド(ニュージーランド)、ドゥルタロ(アメリカ)、レオナルディ(アルゼンチン)、スチュアート(フィジー)の6人、途中でロロヘア(ニュージーランド)が一時参戦した。フィルヨーンはSR終了後にトップリーグ入りした。

 

スーパーラグビー参戦でトップ選手の負担が増え、年間試合数との兼ね合いでローテーションで休みを取る。その間に若手や新人を起用して世界トップレベルの経験値を得る。

 

ジョセフ代表HCが描く代表強化ビジョンに沿っているが、出場ローテンションの他に怪我による離脱とリカバリ期間がある。

特にコンカッション(脳震とう、頭部へのダメージ)が疑われる場合は、ワールドラグビーと各国の協会が、リカバリして試合に戻るまでの手順を決めている。JRFUは2016年のトップリーグHIA(Head Injury Assessment、ダメージがもたらす頭部への影響評価)実施にあたってワールドラグビーの講習を受け「選手ファースト」の発想をピッチ上で具体化した。

 

年間の出場試合数は35試合が目安になっているようだ。1シーズン15試合ならTLとSRの2シーズンで30試合、プラス代表戦(テストマッチ)が年間3~4試合ということになる。

 

試合強度の高いスーパーラグビー参戦で受けるダメージは国内リーグの比ではなさそうだ。試合レベル、強度が最高峰ならダメージも最高峰、アウェー戦が多く、遠征もある。「南半球の最高峰」を裏返せば南半球のダメージ最高峰リーグということになりそうだ。

 

サンウルブス参加メンバーは50人を越えたが離脱した選手に代わる選手層、どうする?

 

NDSキャンプ - 日本チーム育成スコッド

2017年1月にジョセフHCが発表したRWC2019ロードマップには、スーパーラグビーの遠征に参加しないメンバーを直接コーチングする計画が含まれていたが、どうやら強化合宿をするようだ。National Development Squad ー 国家発展スコッド ー ネーミングがすごいな。National Team としなかったところがミソだな。国策のイメージだ。

合宿は3月上旬から4月中旬にかけて4回(いずれも4泊5日)、メンバーは34人(FW20人、BK14人)で東海大のアタアタら学生6人も選抜された。サンウルブスの50人とで80人を越えたことになる。

 

www.rugby-japan.jp

 

去年はヤング・サンウルブスをつくる話もあったが、立ち消えてしまったようだ。

 

ベガス7s、黒星発進

カラウナ・セブンスがラスベガス・ラウンド USA7s に参戦している。20戦1勝19敗で迎えたワールド・セブンス第5ラウンドは、坂井に加え合谷、副島が合流して3/3~3/5の日程だ。

 

プールD初戦の相手はリオの王者フィジーだが、FIJ 41(19) - 0(0) JPN

前半に3トライ、後半に4トライを浴びていいとこなしの完封負け。次戦のオーストラリア戦、スコットランド戦は、

  • AUS 19(12) - 12(7) JPN 
  • JPN 7(0) - 33(19) SCO

 

カップ・トーナメントには進めずチャレンジへ回ったが、フランスに負けて敗退した。次はチリを相手に13位決定戦だ。その次はウェールズかロシアだ。

  • FRA 24(17) - (7)14 JPN 
  • JPN v CHI

 

今度はコカインか!!!

カーターの飲酒運転からわずか一週間後の2月25日午前3時頃、同じパリのシャンゼリゼ通り、凱旋門近くの路上で、オールブラックスでラシン92に移籍したアリ・ウイリアムズとワラビーズトゥーロンに移籍したジェームズ・オコーナーが逮捕、拘留された。 

容疑は、2.4gのコカイン所持だ。悪い冗談ではない。ウイリアムズ(35歳)は売人2人と一緒に車の中で、オコーナー(26歳)は車の外で見張り役をしていた。 

www.bbc.com

 

試合中のペナルティーならイエローカードか出場停止の処分で済むが、ピッチの外で、しかも深刻な違法行為に及んだとあっては選手生命に関わる。

 

去年夏のマッド・マンデーからわずか半年の間に、こうも続くとさすがに嫌気が差してくるな。すべてにニュージーランドのトップ選手が絡んでるぞ。

  

いったい何が起こってるんだ?