脱にわかラグビーブログ

あれから2年、ラグビーにわかファンから脱にわかへ!もっぱらテレビ観戦、ネット観戦、時々生観戦。海外目線に注目しています。

サンウルブス 3rd シーズンの目標は「トップ5」

「過去2シーズンより、かなり強いチームになる - ファンはそう期待してほしい。」「観たい、サポートしたい、そう思えるような首尾一貫した魅力的なラグビーをお見せしよう。」 ー ジョセフHC

 

3rdシーズンの スコッド 第1陣 26人 の発表でこう語ったジョセフHC、今季の目標を「トップ5に入るチーム」と明言した。トップ5というと準決勝 QF に勝ち上がれる位置ということになるが、ワールドカップの8強入りを意識した目標設定だな。去年のジャパンHC就任会見では「RWC2015は過去のこと。ファンは痛みを覚悟してほしい」と語っていたが、一年後のテストマッチでトンガを圧倒しフランスに引き分けた自信の表れだろう。

 

来年2月に開幕するSR2018は3チームがカットされ15チーム3組の新フォーマットになるが、サンウルブスはカットされたウエスタン・フォースに代わってオーストラリア組に入った。9月にシーズン日程を発表したサンザー・マリノスCEOは「サンウルブスの過去2シーズンにはがっかりした。向上が求められる」「今後は運営にも積極関与していく」とプレッシャーをかけた。ふがいない結果に終わればフォースファンから大ブーイングを浴びそうだな。 

 

サンウルブス 3rd シーズン開幕まで2ヶ月の時点で、

  • 目標: トップ5
  • コーチ陣: 5人
  • スコッド: 第1陣 26人
  • 新ジャージ: AOYAMA RED
  • ホーム: 秩父宮シンガポール(?)
  • クラブハウス: なし(?)

チームは2018年1月に別府、2月に北九州で合宿の予定だ。 

 

8強入りするチームとなると15チームの上位ということだが、スーパーラグビー2017シーズンのチームスタッツ(非公式 / 18チームの成績)で8強の順位を見てみると、

 

総合順位 サンウルブスは17位

  1. ライオンズ
  2. クルセーダーズ
  3. ストーマーズ 
  4. ブランビーズ
  5. ハリケーンズ
  6. チーフス
  7. ハイランダー
  8. シャークス

 

勝ち点  サンウルブスは 17(勝って4点、引き分けで2点)

  1. ライオンズ 65
  2. クルセーダーズ 63
  3. ハリケーンズ 58
  4. チーフス 57
  5. ハイランダーズ 51
  6. ストーマーズ 43
  7. シャークス 42
  8. ブルズ 37

  

得失点 サンウルブスは -356

  1. ハリケーンズ 324
  2. ライオンズ 322
  3. クルセーダーズ 241
  4. ハイランダーズ 180
  5. チーフス 141
  6. シャークス 69
  7. ストーマーズ 54
  8. ブランビーズ 36

  

勝敗 サンウルブスは  2 - 13(2勝13敗)

  1. クルセーダーズ 14 - 1
  2. ライオンズ 14 - 1
  3. チーフス 12 - 2
  4. ハリケーンズ 12 - 3
  5. ハイランダーズ 11 - 4
  6. ストーマーズ 10 - 5
  7. シャークス 9 - 5
  8. ブルズ 7 - 7

勝ち負けの星の数で見るならストーマーズの10勝5敗が目安になる。2勝13敗から10勝5敗へ 。。。。普通に考えて無理な相談だな。 5 は黒星の数も表している、と言うのはこじつがすぎるなあ。

 

ボーナスポイント サンウルブスは 4(相手よりも3トライ以上決めるか7点差以内の負けで1点)

  1. ブランビーズ 10
  2. ハリケーンズ 10
  3. ライオンズ 9
  4. ブルーズ 7
  5. チーフス 7
  6. クルセーダーズ 7
  7. ハイランダーズ 7
  8. チーフス 5

 

www.superxv.com

 

15戦2勝13敗のサンウルブスは、

  • 得点 315(1試合21)
  • 失点 671(〃 44.7)
  • トライ 41(〃 2.7)
  • 被トライ 96(〃 6.4)

 

サンザー公式スタッツで5位チームと比較するとこうなる。

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ペナルティー(イエローカード)の少なさと、ほぼ互角のスクラムとラックの成功率以外はやはり開きが大きい。だから17位なわけだが 。。。。

5位チームに対してサンウルブスは、トライ66.1%、クリーンブレイク65.3%、キャリー83.1%、メーター86.6%、ディフェンス突破84.0%、タックル成功率94.5%、ラインアウト成功率94.7%、オフロード86.2%、スクラム成功率98.9%、ラック成功率101%、イエローカード120%だ。11のスタッツ平均だと89.1%ということになる。10%のスタッツ向上のためにどこをどう修正するのか。

 

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一番分かりやすいトライ数は、15試合として1試合あたり2トライ v 4トライの差がある。アタック10%、ディフェンス10%の向上で互角の展開に持ち込めても、前半戦タイから後半で競り勝つか引き分けるには最低でも4トライが必要だ。

  

sunwolves.or.jp

 

ラックの成功率?

ラックにも成功、不成功があったのか?

パスを受けたりキックボールをキャッチしてボールを持って走る → タックルで倒される → 両サイドの選手が上に覆いかぶさるかにらみ合ってボールを奪い合う → SHがボールを出してパスする → 次のフェーズへ進む。この間わずか数秒の出来事だが、フェーズをつなげられたらラック成功ってことか・・?

 

ラックになって主審の「ユーズ・イット(ボールを動かせ)」コールから5秒過ぎると「ノット・リリース・ザ・ボール(ボールを離さなかった)」反則を取られたり、ラックに入る時に横入りすると「オフサイド」で相手のペナルティーキックになり、サイドラインへ蹴り出してラインアウトからモールで押し込んでトライのチャンスが生まれる。プレースキックゴールキックを決めれば3点ゲット。

ラックでボールを奪うプレーがジャッカル。ラックに走り込んで相手の顔面に肩チャージするとイエローカードでシンビン。ラックに入る選手が多すぎてプレーが止まったらスクラムで再開。

 

ノーラック・ノーオフサイド

今年の6ネーションズイングランド v イタリア戦で、イタリアがラックに入らないプレーをして話題になった。反則じゃないから主審は苦笑い、エディーさんは「スマートなプレーだが、あれはラグビーじゃない」と。

 

www.abc.net.au

 

第1陣スコッド26人

第1陣スコッドの26人(FW16人、BK10人)はトップリーグ在籍選手を主体に新加入メンバーが12人、海外出身の選手が16人(FW11人、BK5人)で海外勢が6割を占めている。来年1月の第2陣の発表で登録メンバーは40人前後まで増えるようだ。

ジャパン代表の経験者は16人(FW9人、BK7人)、海外勢のうち南ア出身が5人、ニュージーランドが5人、オーストラリアが2人、トンガ2人、韓国1人、そして初めてのジョージア出身1人だ。

 

www.sport24.co.za

 

テストマッチは半年に3戦~4戦だが、スーパーラグビーは1週間ごとにテストマッチ・レベルの強度のある試合が連続して行われる。これに耐えるフィジカルはもちろんだが、ケガによる離脱をカバーする代表クラスの選手層の厚みが求められる。首尾一貫した試合内容、コミットメントが持続できないとトップ5は夢物語に終わりそうだな。白ご飯とバスの手配は言うまでもない 。。。。

 

サンウルブス対戦日程 

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3/3 レベルズ戦はシンガポールから秩父宮に変更になるようだ。ホーム戦の3年推移はこうなる。

  • 2016:5戦(ライオンズ、レベルズ、ジャガーズ、フォース、ワラターズ)
  • 2017:4戦(ハリケーンズ、ブルズ、チーターズ、ブルーズ)
  • 2018:6戦(ブランビーズ、レベルズ、チーフス、ワラターズ、ブルーズ、レッズ) 

ジャガーズが静かだなあ。10月13日からサイトの更新が止まっているしツイートもないぞ 。。。。何かあったようだ。

Home - Jaguares

 

6月テストマッチ、ジャパンはイタリア2戦とジョージア戦だ。イングランドは南ア2戦、オーストラリアはアイルランド2戦、ウェールズはアルゼンチン2戦、ニュージーランドはフランス戦だ。スコットランドはアメリカツアーでカナダ、USAの2戦とアルゼンチン戦のようだ。

 

2018年秋テストマッチは10月27日、日本でオールブラックスワラビーズ戦、ABは11月3日にジャパンとも対戦するらしい が 。。!!! 。。1987年以来6回目の対戦になる 。。。。 それに11月17日はジャパン v イングランド戦 。。。。

 

RWC2019日本大会の次は2023年フランス大会だが、2027年はオーストラリアが候補地投票に参戦するようだ。南ア、アイルランドが再び参戦してもフランスの次となると地域的にはオーストラリアだな。

 

ジャバ・ブレグハゼ

ジョージアの代表49キャップを持つ30歳のベテラン・フッカー。RWC2011、RWC2015とW杯に連続出場を果たし、2016年秋の遠征でジャパンが GEO 22(12) - 28(8) JPN と逆転勝利を収めた試合にも先発出場している。ジョージア出身の選手として日本チームへはもちろんスーパーラグビーへの参戦も初となる。ジョージアでは陸軍のチームに所属している。

フランスのトップ14やイングランドプレミアシップの経験もあるようで、年明けの合流に向けてフィジカルの準備に余念がない様子だ。

プレミアシップで経験したよりもSRは速さが求められる」と。(ジョージア政府が発行する英字紙アジェンダの記事)

 

agenda.ge

 

にわかのジョージア紹介
beachfro.hatenadiary.com

 

ジョージアラグビーはジャパンと同様ティア2チームのトップグループ(世界ランク12位)に食い込んでいる。ヘッドコーチはニュージーランド出身の M.ハイHCだ。参戦する地域リーグラグビー・ヨーロッパジョージア、ベルギー、ルーマニア、ドイツ、ロシア、スペインの6ヶ国。リーグ運営サイドがCEOを募集してるのか。

格上の6ネーションズに参戦する望みはまだかなっていない。

 

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オーストラリア組5チーム

SR2017シーズン、オーストラリア組の順位は、

  1. 総合4位 ブランビーズ 6勝9敗 34P
  2. 12位 フォース 6勝9敗 26P 
  3. 14位 レッズ 4勝11敗 21P
  4. 16位 ワラターズ 4勝11敗 19P 
  5. 18位 レベルズ 1勝13敗 9P

SR2018シーズンのオーストラリア組は、

  1. 4位 ブランビーズ 6勝9敗 34P
  2. 14位 レッズ 4勝11敗 21P
  3. 16位 ワラターズ 4勝11敗 19P
  4. 17位 サンウルブス 2勝13敗 12P 
  5. 18位 レベルズ 1勝13敗 9P

 

SRの順位をティアになぞらえると、ブランビーズがティア1、他4チームはティア2か3だ。戦績通りにブランビーズが他を圧倒してプレーオフ(8強)に進むのか、それとも4チームのどこかがアプセットを起こすのか?

 

ブランビーズ

カットされたフォースからの移籍選手を含めてスコッド39人、プレ・シーズンのトレーニングは2週目を終えたところだ。

  • PR 7人
  • HO 3人
  • LO 6人
  • FL/No.8 6人
  • SH 3人
  • SO 3人
  • CTB 4人
  • WTB 2人
  • FB 5人

 

 「フィットネスの強度が不足している。80分間、強度を維持できるよう強化する。」 - L.フィッシャーフォワード・コーチ

 

www.brumbies.com.au

 

レッズ

ワラビーズのベテラン・フッカーS.ムーアが引退するが、G.スミス、J.P.スミスやセブンスのQ.クーパーらスコッド36人。新加入は10人。H.ツイは今のところメンバーに入っていないがサンウルブスに合流するのか!?

  • PR 6人
  • HO 3人
  • LO 5人
  • FL/No.8 8人
  • SH 4人
  • SO/CTB 5人
  • WTB 2人
  • FB 3人

Super Rugby Squad

 

ワラターズ(ターズ)

B.フォーリー、I.ファラウ、M.フーパーらベテラン勢に加え新加入5人を含むスコッド29人。2014年にSR制覇の歴史を持つが、2017シーズンは過去10年で最悪の結果 - ホラー・シーズンに終わった。プレ・マッチはハイランダーズ戦だ。

  • PR 5人
  • HO 3人
  • LO 4人
  • FL/No.8 7人
  • SH 2人
  • SO/CTB 5人
  • WTB 2人
  • FB 1人

NSW represented at 2018 RUPA Induction

 

レベルズ

10人を越えるといわれるフォースからの移籍メンバーに加えてワラビーズの4人が加入し、スコッドは5チームの中で最多の45人。A.マフィは2018シーズンもレベルズのNo.8だ。

  • PR 7人
  • HO 3人
  • LO 8人
  • FL/No.8 6人
  • SH 5人
  • SO/CTB 8人
  • WTB 5人
  • FB 3人

melbournerebels.com

 

オーストラリア組の4チーム、ニュージーランド組の5チームは2018年2月9~10日のブリスベン10sに参戦する。招待チームはフィジー、ワイルドナイツ、仏トップ14のセクシオン・パロワーズの3チームだ。

 

サンウルブス

テアウパら外国人3選手(FW1人、BK2人)の追加が発表され29人になった。

  • PR 6人
  • HO 2人
  • LO 4人
  • FL/No.8 5人
  • SH 1人
  • SO/CTB 6人
  • WTB 4人
  • FB 1人

 

日本はSO/CTB/WTB/FBの4つのポジション分けがはっきりしているが、他チームのバックスはスイッチできる選手が多い。ワラターズが5人補強されて34人に増えた。まとめるとこうなる。

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エディーさん、RWC2019で区切り

23戦22勝のイングランド、RWC2019でNZLオールブラックスを倒すことになっているが、エディー・ジョンズHCはそこで退任したい意向のようだ。RWC2015予選敗退の雪辱を果たし勇退ってことになるんだな。ウェールズの名物審判ナイジェル・オーウェンズ審判もRWC2019ファイナルで主審を務めて引退したいと語っていた。

最近、キャンプ地視察で来日し、

「決勝にも出ますから。」と念押ししていた。

 

www.skysports.com

mainichi.jp

 

その先のプロ・チーム運営の準備も進めているんだろうか。

 

ナキが Medal For Excellence で78票

RUPA Rugby Union Players’Association Inc の今年のエクセレントな選手賞の投票でレベルズのマフィが78票を獲得した。トップ得票は87票でウエスタン・フォースのバック・ローワー、I.ナイサラニフィジー出身)、22歳のルーキーだ。

この賞は2001年に始まり、スーパーラグビー契約選手に投票権が与えられる。これまでにB.バーンズ(2009年)、G.スミス(2007年、2008年)、C.ラリファーノ(2016年)、D.ポーコック(2010年、2015年)ら9人の選手に授与されている。オーストラリアの選手が選ぶ最優秀選手賞だな。I.ナイサラニブランビーズに移籍し、RWC2019直前にワラビーズの代表資格を得る。

 

RUPA: Naisarani creates history and wins RUPA Medal

 

この受賞について B.ライアンHCがツイートした。

アイランダーズのスーパーラグビーフランチャイズができない限り同じことがおこる。選手には否がまったくないし、代表資格の問題でもない。 ワールドクラスで高い収益性が望めるプロチームがアイランドに必要だ。

 

フランス7sのコーチング・チームに参戦しつつ執筆中のようだが、いやいや、まだまだこれから、やはりジ・アイランダーズの夢は捨てていないぞ。

 

 

むむむう 。。。。これは、ひょっとして、ひょっとするかもしれないな。

新しいプロ・チーム 。。。。3人が連携すれば2~3年のうちにティア1を凌駕するアイランダーズ・チームが姿を現しそうだ。

 

2018 メジャー・リーグ・ラグビー

1年持たなかったUSAプロ・ラグビーに代わって来年4月に開幕するメジャー・リーグ・ラグビーの日程が決まった。

参戦チームは7チーム(オースチン、グランデール/コロラド、ヒューストン、ニューオーリンズ、サンディエゴ、シアトル、ユタ)。シーズンは4月21日にキックオフし6月まで28試合、プレーオフが3試合の日程だ。

 

www.americasrugbynews.com


初代サンウルブスのフランカーでUSAイーグルスのドゥルーは参戦するんだろうか? 違った。イングランドプレミアシップのウスター・ウォリアーズに移籍するようだ。

RWC2019でUSAはエディー・イングランドのプールCだ。